海の底、森の奥

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20171004

EXOTICA:黄の洞窟:あとがき「皆様はどう取り掛かられるのでしょうか?」
企画2

企画概要(↓クリックすると記事に飛びます)
ブログ『夢の続き』EXO小説企画「EXOTICA」

企画参加者様記事一覧(本日更新分↓クリックすると記事に飛びます)
「夢の続き」EXOTICA:黒の洞窟:あとがき「EXOTICA」
「虹を求めて」EXOTICA:白の洞窟:あとがき「異世界は異世界であるからして異世界なのだ」
「大帝男子」EXOTICA:緑の洞窟:あとがき「触手」
「ソラノムコウ」EXOTICA:赤の洞窟:あとがき「They Never Know 〜夏の終わり〜」
「緑黄色野菜」EXOTICA:青の洞窟:あとがき「記憶と人格の同一性(持続的な時間の中において、断続的事象が如何にしてパラダイムシフトに干渉するか)」


おはようございます。
企画が終了いたしましたね。
フェリシティ檸檬です。

これを書いているのは9月最後の日でございます。
友人の言う通りまだまだ暑さはありまして、私は今タンクトップです。
そしてふと考えましたら、このオレンジ色のタンクトップは祖母からもらってかれこれ30年くらい着ているのでございます。また、下に履いた赤いスカートは母からもらい、これも同じくらい履いております。
先日友人と話していて、私の趣味というものが昔から根本は変わっていないのだということを言われ、自分でも言い、それを如実に現した現実でございますね。
生まれ持った嗜好と与えられた環境という両輪で人は作られるのだと朝からしみじみ思いました。
この記事がアップされる頃もまだ、私はノースリーブを着ている気がいたしまして、それがいつまでなのか、と、このようにほんとうにこの企画と共に夏の終わりを思っているのでございました。

さて、この記事はEXOTICA:黄の洞窟のあとがきでございます。
読んでくださった皆様、「闇を駆ける罪」、お楽しみくださいましたでしょうか。
他の書き手様のお話の結末も、これを書きながらもものすごく気になっておりますのですが、とりあえず自作について思うところをお話ししたいと思います。
もしよろしければお付き合いくださいませ。

どこまで触れようかな、ということをなんとなくずっと考えておりましたのですが、思いつくままになんでも述べてしまおうかな、というのが今の気持ちでございます。
ですのでとりとめなく、それは知らなくてもよかったかも…などとも思われたりされるかもしれない代物になるかもしれませんですが、二次小説というものはそうした気楽なネタばらし的なことの共有もなかなか楽しいものなのではないかなと思いますので、欲求の赴くままに書いていこうと思います。

友人が企画内容を発表してくれましてから、だいぶ長い間頭の中で考えるだけであったのは以前もお伝えしたと思うのですが、そのときに私が意識しておりましたのは、やはりファンタジー色をきちんと強くしてみようということと、反対にBL色は弱めようということでございました。
そして私はシウミンの担当ということになりましたので、彼とファンタジー、ということと、私の今書きたいもの、ということとを混ぜて練り始めました。

少し前に私が「モンテ・クリスト伯」を読んだという話をさせていただいたのですが、それはアメリカのドラマに久しぶりにちょっとだけはまり、そのドラマがこの小説を原案として書かれているということからの再読でございました。
もともと私は復讐譚に類するものが好きでして、それもものすごく強い復讐者が標的をこてんぱんに叩きのめすというのが好みでございます。
二年ほど前に「イコライザー」というデンゼル・ワシントン主演の映画を観ましたのですが、これは復讐譚というのとは若干厳密に言えば違うのですが、大変、心底、楽しみまして、私のひとつの理想のエンターテインメントのありようでございました。
また「悪魔を見た」というチェ・ミンシクとイ・ビョンホン主演の映画も、いい復讐ものだったのでございます。私がここ数年で満足した映画の主たるものは復讐ものと言っても過言ではありません。
そう言えば「その女、アレックス」というフランス小説も、いい復讐ものでした。
そういったことから、そもそも「リベンジ」というまんまのタイトルのそのアメリカのドラマにも興味を抱き、見始めたわけであったのですが、そんな流れで私の中に復讐譚を書きたいという欲がいよいよ強くなっていたわけでありました。

この復讐譚、というジャンルと、シウミンとを掛け合わせたとき、シウミンの容姿が私に働きかけました。
拙ブログのお話をお読みになっている方だとお分かりかと思うのですが、私は彼の色の白さに言及することが多く、しかもそれはポジティブな指摘ではないことが多いです。
それは彼の生真面目な頑張り屋な性格とその色白さから、私は疲れてげっそりしたようすをしたその私生活の姿を思い浮かべることが多いためで、その気持ちが話の中に出てまいるのです。
そういう私の彼へのスタンスを、今回復讐譚と合わせ、彼が真っ青になって大きな目をゆらゆらさせながら走ったり惑ったりしているのを話の中で描写しようと思いました。

そしてファンタジーなるものですが、これは私にとってもっとも苦手とする分野と言ってよく、前回、自身の企画でSFを取り上げたときも似たようなことを申したのですが、はっきり申しましてそれ以上の不得手意識がございまして、ですがこのブログという場では、そういうチャレンジを自分の楽しみとしてしてみてもいいのではないかという気持ちは変わらずありまして、挑むことにしたのでした。
私がまだ好きだと思えるファンタジーの世界観は、あえて言えばスチームパンクっぽいものかな、ということを思いまして、これはむしろSFなんですけれども、その要素も取り入れるつもりでしたので、それならそういうのに類した感じにしよう、と思い、また、頭に浮かぶ所謂その世界観から、19世紀末のイギリスっぽさみたいなもの、それは大好物でございますので、そんな雰囲気に、と、案は進みました。
そう、その時代ならば、そして復讐譚ならば、シャーロック・ホームズ的世界観を表現できたらいいなあ、という大それた思いをそのまま抱きました。
私は何回か触れてきました通りジェレミー・ブレッド主演、露口茂吹き替えのグラナダ版「シャーロック・ホームズの冒険」の大ファンでございまして、これまでの人生において何度となく見てまいりました。ついさっきも見ておりましたし←
特に私は相棒のワトスンがエドワード・ハードウィックの、つまり後半のものが好きでして、その頃になると演出も大変凝っていて、ほんとうに見ごたえがあるのです。
というわけで、マントをまとった紳士たちの活劇的な世界を構築できたらと思いました。

それと共に、この世界観にしたいと思った理由はスチームパンクからの派生以外にもありまして、つまりそれはシウミンという人のたたずまいでございます。
期せずして、みむ子様のお話を読んで、おお、被った!と、またシンクロ!となりましたのが、シウミンに、あの映画出演時のキャラを持ってきたということでございまして、私はあの映画未見なのですが、CMなどで見るたびに、これはなんだかとっても似合っているなと思っておりましたその記憶が、私をしてホームズの使いっ走りの少年たち、もしくは明智小五郎の小林少年、更に言えば彼自身が扮したこともある名探偵コナン感を抱かせ、そういう役割を与えようと決めさせたのでありました。
顔面蒼白になった少年のようなシウミンが、非常に有能な大人の男性に付き従って異世界を生き抜く―――、そういう話のおおまかなかたちができあがってまいりました。

と、一応順々に申しているような感じになっておりますが、実はこんなふうにこうで、こうで、と考えているわけではなく、これらすべてを同時進行で頭の中でごちゃごちゃと混ぜて決めていきまして、それにまたある時点で(だいたいがものすごく早い段階ですが)画が頭に広がりますと、それを元にするということもございます。
ホームズがどうとかというのを思うよりも早いくらいにでありますが、シウミンが暗い部屋の中でベッド上の傷付けられた女性と犯人を見付けるという場面がそれでございます。
すべてはこれから始まっておりまして、これを描く、ということがモチベーションのひとつとなっているのでございます。
これは「輪舞曲」でもそうでして、ユノとチャンミンが宇宙の中でふたりきり、たたずんでいる画というのを書こうと思ってあれは取り掛かったのでありました。

私が好きなこのグラナダ版ホームズのシリーズを御存知の方なら、私がいろいろなオマージュをこの話に捧げているのにお気付きかと思います。
主にそれは「悪魔の足」と「ボール箱」というお話でございます。
紳士は、「悪魔の足」のあの博士をイメージしておりました。あの方まんまではございませんが、あれも復讐のお話ですし、とても悲しみに溢れたそれで、私は見ますととても胸打たれるのでございます。
「ボール箱」は耳のくだりでございますね。塩の中に詰まった片耳が事件の中心となるのですが、これはいたたまれなさや哀れさに身がよじれてしまいそうになるお話で、ホームズが最後「この不幸の連鎖に何の意味があるのだろう?」と言うのですが、この言葉は私が今回書いた話のひとつのテーマであるかとも思います。

過去の世界を引っ張ってきた点というのはこういったところなのですが、未来感を出すというときに、またこれもだいぶ初期に浮かびましたのですが、押井守の「功殻機動隊」、もっと言うと「イノセンス」を考えました。
私はまったく彼のファンではないのですが←、セクサロイドのルック自体は何か感じるものがありまして、セクサロイドではないのだけれども機械が体の一部になっている女性が陵辱されるということを描こうかなと思いました。
何故かと言えば、押井守がそれを扱いながらきちんと向き合わない題材を用いて、もっと真実と現実に即した私が読みたい(見たい)と思う話にしてみたいという気持ちが起こったからでした。
見ると何故こうなると歯をぎりぎりしてしまいますので。
またジャンルの関連として、どうしても手塚治虫の「鉄腕アトム」も思い出しまして、その中でよく表現される完璧な悲哀なども求めたいなという、これまた恐れ多いことを願いもいたしました。

これら要素の他に、ファンタジー色を追求するということからも、また二次創作であるということからも、シウミンの超能力設定を取り入れようと思いました。
氷の能力でございますが、それをどうするか、というときに、私は「星闘士星矢」が浮かんだのでございました。正しくは、能力を使わせるならば死体か脳死状態の体を冷凍保存させるということだなと思った際、そのさまがかの有名ジャンプ漫画を彷彿とさせたということでございます。
氷牙でございましたでしょうか、氷を操るセイントなのですが、彼の母親が、永久凍土か何かの中に若く美しいまま凍っているのでございます。
氷牙は母のその姿を見、涙するわけでございますが、シウミンの手により、もう少しだけ生を伸ばすかのようにその若さと美しさを保たせ、紳士に慰みを与えさせるということに結局いたしました。
この、紳士のエゴイスティックな望みは、まったく正しいものではございませんが、それでもシウミンは彼の願いを叶えてやらずにいられなかったほどに、彼女に起きたこと、ひいては紳士に起きたことはおぞましく、決して癒されるものではなかったということでございました。

また、実はこのお話は、設定したことをあまり中に描写として盛り込まなかったということも申し上げられます。
この異世界は、地殻変動のないもうひとつの地球、という場にしておりまして、つまり地上というものがすべて一続きになっているのですが、そのことから、人類が誕生してから、肌の色の濃い人種が基本となって血が続いた、航海というものをほとんどせずに国を渡ることができるため、少しずつその土地土地で異なる容姿が比較的容易に混ざり合った、言語が、方言があり大まかではあるけれどもひとつに統一された、といった状態であると決めておりました。
地球内部のエネルギーがプレート移動などで放出されないことが原因で、その力が生物に作用することで、作中紳士が言っていたような「特殊能力者」というような存在が生まれたということにしておりました。
シウミンが異世界の言葉を話せたり読めたり、また対象を凍らせられるようになったりしましたのもこのためで、時空の割れ目からこの世界に来たことで、そこのエネルギーにさらされ、いわゆる感応能力が異常に高まったとによってその能力も開花したということでございました。
対している人物・事象に精神的に寄り添うことにより、鋭敏にその本質を知覚でき、具体的に対象の状態を変化することもできるようになったのです。
というような説明を省いてお送りいたしましたのですが、それは、もしそこに触れてしまいますともっと長くなってしまい、労力も何倍も掛かるので、その時間やなんやかやがないということで、諦めたのでした。
しかし以前つれづれで触れましたように、ここらへんをお伝えしておいた方がよりお話を楽しんでいただけたのではないかなという思いもありまして、連載中複雑な心境でございました。
この設定自体、いろいろな点において練り込みが必要ございまして、だからこそ省略いたしましたので、入れなかったことに悔いはないのでございますが。

皆様がこれをお読みになったときにどうお感じになられるのかは大変興味があり、知りたいなと思うのでございますが、それよりも、やはり心配な気持ちが先に立ったりいたします。
心配すると申しましても、こういうものが書きたいと思い、完成度如何は置いておきまして、実際書けまして、それについては満足でございますので、あまり好きじゃなかったという方が多くいらっしゃっても、後悔するということはないのでございますけれども。
ただ、否定的なご意見をお持ちでらっしゃるかなと想像いたしますと、残念だな、としんみりするということでございます。

長々と書いてまいりましたが、この企画の後夜祭として少しでもお楽しみいただければ本望です。
そして友人とも話したものですが、こうした、話をどう作り出していくかということは、皆様それぞれ違うと思いますので、是非詳しくお聞きしてみたいものだなと思っております。私の場合は、今回こういうようでありました。

こんなふうなイベントに参加できたことを、重ねて友人に感謝いたします。
そして私を参加者として迎えてくださった書き手の皆様に。
また異様な世界と事件にシウミンを巻き込んでしまった話にお付き合いくださった読者様に。

今後感想の記事なども上げさせていただくことになるかと思いますし、友人の関連記事も上がるでしょうから、まだまだ企画、最後まで共に味わい尽くしましょう。

ほんとうに、ありがとうございました。


感謝しかありません
フェリシティ檸檬



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