海の底、森の奥

- EXOの二次創作とオリジナルのBL小説を中心としたブログです。R18表現あり。お気軽にどうぞ。

20170620

明星によせて 34(東方神起・パラレル長編)
今回は落ち着いていこうと、ユンホは考えていた。
シフトを終えてから、煙草を二本ゆっくりと吸った。そのあと鏡を覗き込み、常備してある身支度道具で髭を剃るなどケアをした。あちこち体を拭き、制汗剤を吹きかけ、つい先日買ったトワレをすっと肌に滑らせる。何かスパイスのような香りのするそれだった。好きなのかどうか自分でもよく分からなかったが、どこか合っているような気はして、少し恥ずかしかったが買い求めた。チャンミンが嫌いなにおいでないといいと思いながらもう一度鏡面に目をやると、真面目腐った、そしてどこか不安げな自分がいた。なんだこの顔。そう思ったが時間は迫っていた。トイレを出て走らないよう努めながら、腕時計を掲げた。焦るな。そう自分に言い聞かせて職場を出、道を進んだ。

 前と同じ居酒屋で待ち合わせた。
扉を開けると、振り向いたチャンミンと目が合った。同じ席にいる。しかしスーツではない。
「遅くなってごめん」
 速足にすらならないようにしたのに、ユンホは息が荒かった。心臓の位置がいつもよりずっと上に来たように感じる。深く呼吸することを心掛けて椅子に座った。
「全然待ってませんよ。見れば分かるとおり、いったん帰ったんで」
 チャンミンは黒地に白とグレーの幾何学的な柄の入ったカットの綺麗なシャツの袖を捲くり上げ、白い、裾の短い麻のパンツを履いて、白配分の多いモノトーンボーダーのデッキシューズを踵を潰して引っ掛けていた。見た瞬間も、肩を並べ、ひどく間近で目の端で捉えても、雑誌か何かに載っている人物のように見え、ユンホはみずからを顧み、若干気後れした。スーツのときよりもずっと洗練され、姿よくチャンミンは映り、また少し切ったように見える髪が無造作に癖のあるままになっており、すっきりとした襟足とあいまって年齢より若い印象を相手に与えた。
自分がひどく垢抜けないおっさんであるかのような気分になり、ユンホは喫煙することを欲した。だがチャンミンは、はっきりとはまだ口にしていないが、きっとその習慣を好まない。ユンホはそれを非常に感じており、だからこそ吸わずとも済むように時間をかけて済ませてきたのだ。
酒を飲もうと思った。だがペースを考えてだ。
チャンミンはまだ飲み物を注文していなかった。ふたりでビールを所望した。メニューから前回食べなかった、ユンホが以前食べた際美味しいと思ったものをチョイスして頼んだ。



つづく



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