海の底、森の奥

- EXOの二次創作とオリジナルのBL小説を中心としたブログです。R18表現あり。お気軽にどうぞ。

20170531

明星によせて 14(東方神起・パラレル長編)
チャンミンのピッチは早かった。
強いらしく、どんどんビールの杯を空けた。
対してユンホは弱かったが、飲まないではいられず、甘いサワーを頼み、会話するごとに口に運んだ。
 仕事の詳しい話はきっとちんぷんかんぷんだろうと思ったユンホだったが、それでもこれは聞きたいと顔を向けた。
「シムさん、来る時間って…、いっつもだいたい同じくらいですけど、会社…あれくらいに終わられることがあるんですか」
 呂律が怪しくなっていたが、肘を突いて半目になったユンホはなんとか質問を口にした。
「あ、伺う時間ですか。そう、いつも、行くときって、薬についての会議と言いますか、進捗の報告や相談なんかを行う際に出掛けることがありまして、その帰りに寄らせていただいてるんです。で、そのまま直帰してるんです」
「おうち…お近くなんですよね…?」
「祖父に聞きました?」
「はい」
「そうなんです。駅の逆側です。すぐですよ、ここから」
「お勤め先も…?」
「はい。もっと奥の方ですけど。祖父、ここのホームに決めたの、きっとそれもあると思います。何も言いませんけど」
 そう言ってほわっと笑った。もともと色の濃い皮膚がいっそう濃くなっており、膨れた頬の高いところがつやつやと照明を受けて照っていた。
「そうですかあ…」
「チョンさんは?」
「俺…俺は、二駅隣に住んでます」
「近いんですね」
「はい」
 半ば隠れた目をチャンミンのそれと合わせていたが、大きな瞳がふいに離れてするすると自分の体の上を這ったのがぼんやり分かった。よく見る、何かを我慢しているような、眉と口角の上がった顔をしている。
「チョンさんの私服って初めて見ましたけど」
「え?…はあ」
「そういう感じなんですね」
 こらえきれないというようにチャンミンは大きな笑みをこしらえユンホに尋ねた。
へ?と首を傾げるユンホの体は、真っ赤な上に雷のようなマークが斜めに走るシャツと、黒いハーフパンツに包まれていた。
何をどう答えたか、ユンホは覚えていない。そしてそのまま、記憶は途切れた。



つづく




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