海の底、森の奥

- EXOの二次創作とオリジナルのBL小説を中心としたブログです。R18表現あり。お気軽にどうぞ。

20160718

受容について 4
「ね、ね。兄さん」
テレビ番組撮影の直前。トイレに行って、手を洗って出ようとしたシウミンの前に、ドアをさっと開け少しあたりを伺うようにしてセフンが滑り込んできた。くっきりとアイラインを引いたシウミンの大きな目の、瞳の周りが白目で囲まれたのがセフンの目に映る。セフンのそれは彼特有の笑みのかたちを作っている。愛嬌があるとも、小狡そうとも言える特徴的なその目。シウミンはそれが自分に向けられるのが、あの夏以来、どういう意味を持つかを知っている。
多少抵抗するシウミンの腕を引っ張り、セフンは個室へとシウミンを連れ込んだ。
「すぐ始まるんだぞ」
声を落としてシウミンはセフンを見上げる。
「分かってるって」
し、し、とセフンはシウミンを制す。笑みを作るのを抑えられないといったようすで。
「な、にするんだよ」
しー。セフンは長い人指し指を自分の唇の前で立て、そのままその手をシウミンの頬に触れさせる。少し冷たいその感触にシウミンはびくりとする。
「ちょっとだけ」
目をそらしていたシウミンはセフンの目に自分のそれを合わせた。必然的に上目遣いになる。きりっと目尻が上を向いた、大きな黒目と白目。そこに浮かぶ戸惑い。セフンはシウミンの困惑を見るのが好きだった。いつももっともっとと思った。
セフンはシウミンの目を見つめたまま唇を相手の唇に付けた。
シウミンは目を閉じる。こういうとき、見ないようにしてしまう。現実逃避だ。自分の中の自分が囁く。セフンの薄い唇の味がシウミンの口に侵入する。
「口、開けて」
唇を付けたままセフンが言う。
目を閉じたシウミンはためらいがちに唇の間に隙間を作る。
すぐさまセフンの舌が入って来る。蛇のように動いて獲物を探す。まもなくシウミンの舌を捉えて自分のそれと絡める。
「引っ込めないで」
シウミンの顔を両手で包んで上に向かせ、セフンは存分に求める蜜を吸う。時折頬へと唇や舌を付けながら、執拗にキスをする。股に股を押し付け、昂りを思い知らせる。
「化粧、落ちる」
「へーきだよ」
「駄目だって」
「大丈夫」
キスの合間に抵抗の言葉を発し、手でかすかに体を押し返しても、セフンはまったく意に介さない。
「時間」
「もう少し」
は、と息をつき目でも訴えようとまぶたを開く。セフンの目とすぐ出逢う。美しいグラデーションを施した目元がシウミンの目に映る。
「ミンソク兄さん」
名を呼ばれ、唇を噛まれて思わずまた目を瞑る。
反射として自分の股間も熱くなっているのがシウミンは分かる。まずい。時間がないのに。
「こんな、になったら、撮影、こま、るだろ」
もぞもぞ脚を動かしてシウミンは今度は強くセフンを押した。
は、は、とふたりで息を漏らして俯くと、セフンは笑った。
「ははー。変態だなあこれじゃ」
衣装の前がくっきり突っ張っている。
「ははーじゃない。だから言ったのに」
シウミンはかなり本気で困って頭を掻こうとしたが、セットされていることを思い出して途中で手を止め、ぶらりと下に落とす。
「落ち着けそうか?」
声にいらいらした態度を出さないよう努めてシウミンは問う。
「じゃあ出しちゃおうよ」
にこにこしてセフンは言う。
「え」
「ほら、出してよ」
「待て、て」
「ほら」
止める間もなくずるりとシウミンのペニスを引っ張り出し、
「俺のもやって」
と自分のを逆の手で取り出す。シウミンの手を自分のペニスにあてがい、セフンはシウミンのものを勢いよくさすり始めた。
「う」
セフンの荒いしごきでも、慣れがシウミンを高めさせる。シウミンはわずかに震えながら、セフンにも同じことを始めた。
再びセフンがシウミンの唇を求める。キスを交わしながら、
「服、汚すな」
シウミンは訴える。
「はいはい」
心拍が上がる。早くしなければ。口の中のセフンの味がシウミンの頭に靄をかける。手の中のものと自らのそれがもっと充血していくのを感じる。
「はや、く、も、いくぞ」
シウミンはほてった顔でセフンを見る。半目を開けた力ない表情のシウミンにセフンは手のスピードをあげながら言う。
「その顔好き」
瞬間シウミンは達しそうになり、素早くトイレットペーパーを先にあてがった。体を震わせて出し切ると、セフンがシウミンの顔を自分の腰に持って行く。
「でそ。飲んで」
もう抵抗する気力などなくシウミンは言われた通りセフンの大きな性器を含む。あの味が舌を刺激する。これを味わうたびに胃液がこみ上げてくるようだが、シウミンは目をぎゅっと瞑って耐え、口全体で愛撫した。焦るシウミンは最大限のスピードで動き、ほどなくセフンも迎えた。感じる前にとすぐに飲み込む。それでも気持ち悪さがシウミンを襲い、服を急いで整えると個室から出て口をゆすぐ。
セフンも隣の水道で手を洗いながら、
「ひでーな兄さん」
と笑い、鏡で少し髪を直し、口元を拭って「行こ」と言って出て行く。
シウミンも鏡をのぞく。
少し充血した目と心持ち膨らんだ唇、蛇のはった跡のある頬。
瞬きをしながらできるだけ手で拭ったりと身支度するシウミンに、「exoの皆さん、お願いしまーす」の声が届く。ごく、と口の中に残った水分を飲み干すと、セフンの味が喉の奥でかすかにうごめいた。




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