海の底、森の奥

- EXOの二次創作とオリジナルのBL小説を中心としたブログです。R18表現あり。お気軽にどうぞ。

20160717

人さらいの条件 24
アラームが鳴っている。
チェンは枕元を手で探る。自分の携帯を見付け、暗い中、その強い光を放つ液晶を目を細めて見つめる。この携帯の音ではない。まだ、日も昇っていない。
横で眠るギョンスを振り向く。
瞼を晒すその顔に向かって、名を呼ぼうとしたそのとき、声が聞こえた。
「…そこの棚の上」
ベッドサイドに、ちかちかカラフルに点滅しながら音を立てる、もうひとつの携帯があった。
腕を伸ばして、それを取る。薄目を開けたギョンスに、そのまま手渡した。
目を擦り、しばたかせながら時刻を確認すると、携帯を顔の横に放ってうー、と唸りながら伸びをする。
「ねみー」
再度瞬きを繰り返すギョンスに、苦笑しながらうつ伏せのチェンは言う。
「…こんなに早く設定するから。…もう仕事だっけ?」
あまりに早朝から仕事があるときの前夜は、なるべく会わないようにふたりはしていた。
首を振るギョンスは、目をチェンに向ける。瞼にしわができている。
「…まだ、へーき」
「じゃあ、なんで」
体もチェンに向ける。その顔は、面白いことを見付けた子供のような笑みが広がっている。
「…朝したことないじゃん」
くすっと笑いを漏らし、ギョンスは眠たげな目をシーツの上のチェンのそれと出会わせる。
朝立ちしているチェンのものが、うつ伏せはもう無理だと悲鳴をあげる。
手を、チェンの耳の上の髪の毛に触れる。耳の端を指先で誘う。
体を横にし、ギョンスに相対する。
「……うるさくないかな?」
そっと、尋ねる。
「…静かにやればいい」
その答えを出したと同時に、ギョンスはチェンとの間を距離をなくす。が、チェンは頭をぐっと引いた。
「……やじゃない?口…。磨いてから…」
「お前、いや?」
「俺は…へーきなんだけど」
お前の口がいやなんてない、と心の中でのみ、言葉を続ける。
「俺もだいじょぶ。もしいやなら、しない」
そう言ってギョンスはチェンの後ろ頭を引き寄せる。
もう片手はそそり立ったチェンのペニスに沿わせ、かたちを確かめる。
「…すごいな」
もちろん、ギョンスも立っている。
だが寝入る前のチェンの我慢は、その一部分を常以上に大きくさせた。
「痛くない?」
尋ねながら、唇をチェンに与える。
「…痛い」
口を塞がれつつチェンは言う。ずきずきと疼く性器は、熱を持ち、ギョンスの手の動きに合わせ、無意識に腰がもぞもぞしてしまう。
眠気と気持ちよさと痛みに目をつむったチェンを見て、ギョンスはまた、微笑む。
「ゆっくり、やろうな」
どこまでも優しく、豊かな低音でギョンスは囁く。
「声、出すなよ」
声色と裏腹に、チェンを追い詰める。
返事は、甘みを含んだ、吐く息だけだ。
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