海の底、森の奥

- EXOの二次創作とオリジナルのBL小説を中心としたブログです。R18表現あり。お気軽にどうぞ。

20160828

17時からの情事(セフン × カイ)
真夏、エアコンもかけない部屋でセックスするのは、よく熱せられたサウナに入って我慢している感じだ。
セフンはそんなことを思い、汗を垂らして、もともと色の濃い上から更に日に焼けまるで同国人ではないように見えるジョンインの裸を見下ろしながら、その尻の間に自らを埋めていた。
尻だけは色が何段か落ち、もとの色のままだった。
それだけでもセフンは充分そそられた。
繋がっているところを飽きるほどじっと見た。
出たり入ったりするごとに大きさを変えるこの穴は、どうしてこんなに魅惑的なのだろうかといつも、思った。
ジョンインも自分に対し、そう思っているだろうか、とふと考える。
四つん這いになった彼は、苦しげな声を断続的に上げていた。
腰を回すように動かすと、うあ、という音を出して、
「そ、れ、やめろっ」
と、反発を見せた。
そう言うだろうと分かっていた。
だからあえてやったのだ。
セフンはそういうところがあった。
もうそろそろ、迎えそうになっていた。
かなり堪えていたが、時間も余力も尽きてきていた。
窓から漏れる日の光が、先程よりもだいぶその強さを弱め、セフンの出っ張った先、うずまった部分は熱がこれ以上ないほど溜まっていた。
閉め切った部屋の中にまで届く蝉の声や近所の奥さん方の世間話が、溶けかけた脳みそに流れ込んでいた。
熱中症になってしまう、とセフンは腰のスピードを上げながらただ、思う。
部屋を冷たく冷やしながらでは、このぎりぎりの快感は味わえなかった。
ふたりは正に、夏にいた。
真っ赤な顔をしたセフンは、急いでジョンインの中から自分を取り出した。
それに対しジョンインが、振り向きざまにその掌でセフンの先をすっぽり覆った。
セフンはジョンインの肩に手を置き、目をぎゅっとつむって「あぁ、あぁ」と漏らしながらそのままいった。
ぜーはーと息を上げたセフンを、ジョンインは仰向けに横たえた。
そして片脚を大きく掲げさせ、さっき手に受け止めたものをセフンの尻の奥に塗った。
セフンはされるがままだった。
目を閉じたまま、荒い呼吸を繰り返した。
「いくぞ」
その言葉とともに、セフンの中にジョンインが入って来た。
もうすでにたっぷりと濡れていたジョンインのものは、ぬるぬるとよく滑った。
「あはぁっ………はっ」
汗で湿った髪を振り乱し、ジョンインはリズミカルに腰を振った。
口を大きく開け、熱い息を周囲に撒いた。
薄眼を開けて、セフンはそんな彼を見上げた。
黒く染まった体を熱でより濃く光らせ、セフンを見下ろしながら動き続けるジョンインは、曰く言い難い何かを発散していた。
先刻中身を出した部分がぴくぴくと動くのと、中がひくつくようになるのを自身で感じた。
「………しめんなっ、いっちまうだろ」
眉間を寄せて吐き出すようにそう言うジョンインを見て、セフンはなんだか笑ってしまう。
「あっ……まじ、気持ちいぃ………」
どんどんと運動のテンポは上がる。
優れた体を持ったジョンインは、そうすることになんの不自由もない。
「……時間、ないんだって………」
くぐもった声でそう告げるセフンに、ジョンインは、ち、と軽く舌打ちをする。
相手の両脚を上げてその腕に押さえつけ、ラストスパートをかけた。
ぎぎぎぎぎぎ、とベッドが軋む。
「……あ、いく、いくいくいく」
セフンは机の上のティッシュを抜いた。
ぐっと腰を引くジョンインの動きに、セフンは「ひぁっ」と思わず、聞き慣れない声を上げる。
現れた、つやつや光る、とことんまで膨れたそこの頭に、セフンはティッシュを押し付けた。
「いっ、ああぁっ、あっ、はあぁっ」
上半身をがくがくさせて達するようすをセフンは見つめた。
この瞬間が、好きだった。
がちゃがちゃがちゃ。
ふたりはその、突然響いた鍵の開けられる音に身を硬くした。
「ただいまー」
歌うような高い声と、ドアの開く音が同時に聞こえ、ベッドから飛び降りたふたりは超特急で脱いだ下着と制服を身に付けた。
手をよく拭き、窓を開け、部屋に消臭剤をこれでもかと吹き付け、階段を上がってくる音に慌てながらも備えた。
ノックがされ、セフンが返事をすると、ばっと扉が開いた。
彼の母親がそこに立っていた。
セフンはどうしてこうなったかと思うほど、小柄で可愛らしい顔立ちの、彼の母だった。
「あっ、やっぱり。こんにちは」
にっこり微笑む彼女に、ジョンインはお邪魔してます、とやたらにやけた顔を向けた。
「あっついね、この部屋。なんでエアコン付けないの」
手で自分を仰ぐジェスチャーをする母親に、セフンは答えた。
「うん、ま、いっかなって」
「汗だくじゃないの。体に悪いよ。ごめんね、ジョンインくん」
「あ、へーきです、俺、もう帰りますし」
「え、そうなの?」
「はい。すみません、遅くまで」
「いいえー。お構いもしませんで」
そして踵を返して母親は部屋から去った。
立ち上がったジョンインは、
「俺、まじで帰るから」
と言い、鞄を持った。
セフンは床に落ちた靴下ひと組を拾い上げ、ドアに向かうジョンインの後頭部めがけて投げ付けた。
振り向いたジョンインに、
「忘れ物」
とそっけなく言い放つと、へへ、と、ジョンインは笑い、落ちた靴下を拾った。




おわり





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trackback (0) | comment (2) | 短編〈パラレル〉
日曜の朝 | いい写真だなあ

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2016/08/30 Tue 21:38:22
Re: こんばんは~♪ : ミス・レモン @-
鍵コメY様


おはようございます!!

コメントありがとうございます(^○^)

改めての短編セフン祭りへのお言葉、とてもありがたく拝読いたしました!


このカイとセフンは、多分一応付き合ってるんでしょうね(笑)
好きだって言い合ったかどうかは微妙なとこですけど、お互いが一番好きだというのは間違いないんだと思います。
この時代だけのことなのか、はたまた将来的にもその根本のところは変わらないのか、どうなのかなあと、私自身も思います。

高校生の男子特有の開けっぴろげで雑でなのに繊細で自由な感じ、だけど不自由な感じ、を、このお話で表現できたらなと思いました。
あと、カイはセフンに対しては偉そうにできる感じもちょっと出したいなと思いました(笑)

あのふたりが一緒に並んでいるところを見ると、そういう妄想を抱くタイプの女子にはほんとにぐっとくるものがあるんじゃないかなと思います。
漫画みたいなんですよね。
顔とか体型とか雰囲気が。

そんな漫画みたいなふたりがなんかリアルな感じで性欲をむき出しにしているところを描写できていればいいなと願っております。

可愛いと言ってくださり嬉しいです^ ^

主に家でしかそういうことをできないのに家にはお母さんとかお姉ちゃんとかいるよー、という、ジレンマというか、それがある種のこの年頃の子たちの辛さであり醍醐味であるかなあと思います。


パラレルはリアルと面白みの在りどころが被っていたり、まったく被っていなかったりで、独特なものだなと考えています。
私もまだ書き始めたばかりですので、はっきりこうと言い切れない部分もございますが、ある意味私のオリジナル作品に近いところがある気がするなとも思いました。
シチュエーションやキャラ設定がある程度自由な分、その作者自身のものが出てくるからです。
ですので、お読みいただく方々には、もしかするとより「フェリシティ檸檬が書いているお話」感が強く感じられるかもしれません。
そこを楽しんでいただけるか否かは、ひとえに私の技量次第でございます(*_*)
頑張らねば。


連載中のリアル2作品、意外な展開と感じられているとのことで、そこを詳しくお聞きしたい気持ちを持ちました!
はてさてどちらもどうなるのでしょう。
私自身も楽しみながら、行く末を見守りたいと思います(*^^*)

いつもありがとうございます♪
是非また、いらしてくださいませ!



フェリシティ檸檬

2016/08/31 Wed 10:41:21 URL

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