海の底、森の奥

- EXOの二次創作とオリジナルのBL小説を中心としたブログです。R18表現あり。お気軽にどうぞ。

20160813

砂糖壺に落ちる 16
ずっと、そういうことをしてもらっていなかったから、ただでさえ敏感だった。
なのに。
今、それをしているのは、あの、セフンなんだ。
俺は事態の信じられなさに、頭が爆発しそうだった。
付き合うって、こういうことをすることだ。
分かってはいた。
俺だって、全然、うぶじゃないし。
だけどやっぱり現実とは思えなくて、セフンの舌が俺の上で動くたび、失神しそうになっていた。
だってセフンは俺の中に入ってくるみたいに、先をぐいぐい突ついてきた。
俺がそうされるの弱いって、知ってるみたいに。
立っているのが辛くって、セフンに覆い被さりそうになる。
声を出すのだって必死にこらえて、こらえようと思ってもできなくて、目と口からいろいろ飛び出そうとするものに蓋をした。
腰の付け根にまた指が来る。
そこ、おかしくなるからやめて欲しい。
ああ、もう、駄目だ。
このままだと。
だってそうなったら、セフンの口が。
きれいな、口が。
そう思ったとき、我に帰るような大きな音が、聞こえてきた。
静寂が戻り、やめるよう促すと、セフンは明らかに、不機嫌な顔をした。
俺は辛かったけど、同時にちょっぴり、嬉しかった。
セフンの素を、見られたから。
もっと、怒ったっていい。
もっと、すねたっていい。
もっと、何したって、いい。
ただ、俺にこんなことをしてくれることに、罪悪感は変わらずあった。
俺はなんにも、してないし。
複雑な感情でいっぱいになりなから、セフンの唇に、キスせずにはいられなかった。
つんとした匂いと、独特な味が、した。
それがまた俺の胸を、疼かせた。
こんなこと、させちゃって。
お風呂場に、急いで入った。
早くこの、主張ばかりするところをなんとかしたかったのに、セフンが部屋を出て行く音は、長いことしなかった。


考えるより先に、「いいよ」と答えてしまって、それを受けたセフンの顔に喜びがいっぱいに広がったのを見て、俺はその日の仕事でかなりとちった。
そして、家に帰ったら、有無を言わさず、セフンが俺をバスルームへと連れ込んだ。
セフンの目付きは普通じゃなかった。
いつも以上に輝いて、俺は見られるだけで、体中が反応した。
服をどんどん脱がされた。
合間にどんどんキスをされて。
この間もそうだったけど、俺は汗をかいていたから、ほんとは結構、そういう意味でも恥ずかしかった。
だけどセフンは、首とか、脇とか、わざわざ鼻を付けて嗅いでくる。
俺は羞恥で、顔から火が出そうになる。
あっという間に裸にされると、自分の服も脱いでいく。
真っ白な華奢な体が、痛いくらいに、目に飛び込んでくる。
見入っていると、また、口に、入れられていた。
「あぁっ」
反響する音を耳にして、俺は再び片手で、口を塞いだ。
セフンがシャワーを、勢いよくひねる。
シャー、という音とともに、セフンが俺に舌を巻き付ける、そのいやらしい音が響き出す。
俺たちは、しぶきで体が濡れていく。
以前以上に、セフンは俺を、すごい速さで高めていく。
動きの速さに、俺の頭と体は、ついていかない。
「あっ、あ、はぁっ、ああっ、はっ、あはっ」
手で口を押さえるのも辛く、声が漏れてしまって困った。
駄目だ、駄目だ、そう思っているうちに、反比例するかのように熱は溜まりに溜まっていった。
あ。
「………あっ、だめ、セフ、いくっ」
するとセフンは口を離して、手で俺の先を捉えた。
激しく体を揺らす俺を見上げているのを、気配で感じた。
動悸と火照りで壁に手をつく俺が薄目を開けると、セフンは俺の後ろに回って、脚の間に手を入れてきた。
両手を壁につくよう促し、ある一箇所にどろどろとした、先程俺から出たであろうものを、また返すように塗り込め始めた。
予想はしていたけれど、それでも愕然とする俺は、無意識のうちにセフンの名を呼ぶ。
「大丈夫」
ありえないほど優しい声音で、セフンは俺の耳元で言う。
そして耳たぶを噛み、首筋に舌を這わせた。
「やっ、やめ………あっ、」
それとともに、指が。
俺の胸の尖った部分と、俺の体の中をまさぐる。
さっき思いの丈を出したところは、全然かたちを変えていない。
それどころか、また、たまらないとでも言うように、水でないものでその身を濡らし続けている。
尻の一部に、硬く、なのに柔らかいものが当たっているのが分かっていた。
その先も濡れている。水ではない、粘ったもので。
熱い。
蒸発してしまいそうだ。
セフンが何本かの指で、俺の内を翻弄しているさなか、そっと、その囁きが耳に届いた。
「……もう、入れても、いい?」
卑猥な音を立てながら、俺の出たところも奥まったところもその手のものにして、切羽詰まったように、セフンは言った。
泣きそうな、声だった。
俺は胸が詰まってしまう。
涙を滲ませながら、頷いた。
「兄さん、分かってる?」
俺の首に顔を埋めて、苦しそうにセフンは言う。
「俺が兄さんをどれだけ、好きか」
そうして指でないものが、俺の中に入って来た。
セフンだって、きっと、分からない。
俺が今、この世にセフンだけいればいい、と思っていることなんか。



つづく


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