海の底、森の奥

- EXOの二次創作とオリジナルのBL小説を中心としたブログです。R18表現あり。お気軽にどうぞ。

20160719

束の間から 20
収録後の控え室。
俺とチャニョルは、残りのメンバーの撮影が終わるのを待っていた。
結構、かかるかも。
マネージャーはそう言い残し、部屋を後にした。
みんなまとめて家に送り届けたい彼は、はあー、とでかいため息を俺たちに分かるように吐き出し、撮影現場に戻って行った。
俺はいやな予感がした。
でもしばらくはなにも起こらず、時折会話を交わしながら、それぞれ好きに過ごしていた。
チャニョルが長椅子に腰掛けiPodをいじる中、俺は衣装を脱ぎ、私服を着かけた。
あ、化粧落とすか。
そう思い、パンツのボタンを留めながらチャニョルの前を横切った。
上半身は裸だった。
俺は肘を後ろからいきなり掴まれた。
動いていた力で、俺はチャニョルの方にひっくり返りそうになる。
「うわわ」
まぬけな声を上げて、体を宙に揺らす。
チャニョルは俺の腕に力を込めて、ぐっと立ち上がった。
そしてまだ体が安定しない俺を半ば持ち上げる勢いでどんどん後ろ向きに歩かせ、俺たちは壁を埋め尽くす鏡台の前にいた。
尻の下に鏡台が当たり、俺は立ち止まるしかなく、俺に密着するようにチャニョルも止まった。
俺の顔のすぐ上に、チャニョルのそれがあった。
目だけで見上げる俺の顔を、食い入るようにじっと見ている。
今日のメイクは垂れ目をより強調したアイメイクが中心で、俺の目は倍くらいに大きく、垂れて、見えた。
見られながら、それを思い出していた。
「……その化粧」
「あ?」
「またしろよ」
チャニョルの目の中で見覚えのある光が瞬いているのを、俺は知る。
その言葉と光が、俺の腰あたりから力を抜いた。
それって、なんか。
俺は続きを言語化するのが、たとえ脳の中だけでも、怖かった。
股にくっ付いたチャニョルのそこが、硬くなっているのがデニム越しでも分かる。
俺はボタンをはめ切っておらず、ジッパーが降りてきて中の下着が丸見えだった。そこに、チャニョルのものが当たった。痛いくらいに。
息が、荒くなっている。
チャニョルの口から、先程飲んでいたコーラの匂いがした。
甘ったるい、あの香り。
膨れ切った唇が、心持ち開いているのから、俺は目が離せない。
食い付くように、首を落として、チャニョルは俺にくちづけた。
すごく激しいキスだった。
俺は手を後ろに付き、台の上の化粧品類を次々となぎ倒した。
ガラスの割れかねないような音が、部屋中に響き渡る。
ぢゅば、ぢゅば、という音が、チャニョルが俺の舌を離すたび鳴った。
俺は舌をもぎ取られるのかと不安になる。
チャニョルも台の上に両手を付き、仰け反る俺に覆い被さるように、キスし続けた。
俺は切れ切れに言う。
「……あぶねーって……。誰か、来るって……」
そうしてなんとか体勢を整えようとするが、チャニョルの体がそれを阻む。
ぐいぐいと股間を押し付けられ、俺も舌への刺激とそのすり付けに、徐々に体の中心へと熱を溜めていた。
しかし、当然、不安は消えない。
今にも勢いよくドアが開くのではと、気が気じゃなかった。
ドアの方ばかり見た。
「……ちゃにょ、」
もごもごと声を食べられ、俺は力の限りチャニョルの両肩を押した。
するとふわりとそれは離れた。
呆気に取られた俺を尻目に、チャニョルはさっさと自分の鞄の方へ向かい、なにかを握って、ついでに入り口の錠を下ろし、あっという間に俺の目の前に戻って来た。
俺は赤い肌と尖った乳首、膨らんだパンツを晒して、台にもたれたまま突っ立っていた。
酸欠気味で、はあはあと呼吸をしながら、眉尻が困ったように下がっているのが自分で分かった。
チャニョルは俺から目を離さず、私服のダメージジーンズを勢いよく下ろし、パンツも下げた。
あのボトルから中身を押し出す。
そして液に浸った手の指を、俺をくるりと台に向けさせ、手を付かせ、そのまま苦もなく侵入させた。いっきに3本。
「ふああ」
俺は自分の顔を見ながら、アナルを犯された。
その表情のだらしなさに、思わず目をつむる。
周りの化粧品はますます自立が難しい。ガシャガシャと倒れていく。
指の抜き差しはすぐ終わり、チャニョルはためらいなく自分の指をペニスに換えた。
ぬるるる、とかすかな抵抗をしつつもスムーズに中に収まり、チャニョルははああと、息をはく。
俺も、ああ、と懐かしさのような感情とともに、その感触を味わう。
この窮屈さも、今はもう親しいものだ。
ぐんぐん中を突いてくる。
俺は台の上に腹ばい状態で、自分の体の揺れを感じる。
台の縁に先がこすれ、申し訳なさと気持ちよさで閉じた目を更に強く閉じた。
時間のなさにチャニョルは常よりずっと、いき急ぐ。
俺の額に手を置き、そこを抱えるようにして、より深く俺の中を打ち付ける。
ムチウチになりそうだ、と思いながらも、そのやりかたがいやじゃない自分がいる。
どんどんスピードは上がり、チャニョルは台の上にあるティッシュを引き出す。
その音に、俺は腕が長いっていいな、と牧歌的な感想を抱く。
ずるんと中から杭を抜かれる。
「んあっ」
口から声を漏らす俺の背後で、チャニョルがティッシュに吐き出している。
俺は目を開け、鏡の中のその光景を確認する。
びくびく体を折りながら、顔をくしゃくしゃにするチャニョルはなんだか滑稽で、無意識に口の端が上がる。
ひとしきり出し切ると、チャニョルはティッシュを丸めて台に置き、俺を自分に向き直らせた。
そして座り込み、俺の濡れたペニスをくわえる。
慣れたチャニョルは、すさまじいスピードで俺を高みに引き揚げる。
俺は腰が抜けそうになりながら、震えて台に手を付いている。
穴にぐっと指を入れられ、ぐにぐにかき混ぜられながら、竿も口の中で舌でぐにぐにと混ぜられた。
「あっ、んあっ、あっあっ」
強烈な快感に甲高い声が上がる。
駄目だ、と我慢した瞬間、その抑えたことによる力みで、いっきにそれは、来た。
俺は両手で口を押さえた。
んぐーっ!!んぐーっ!!と言いながら、俺はぐらぐら体を揺らした。
チャニョルは口ですべて受け止める。指を入れたまま。
そのまま余韻を楽しむわけにもいかず、俺から体を離すと、チャニョルは水道で手を洗い、自分の服を整え始めた。
不安定な体をなんとか立て、俺もとにかく前を留めようと、のそのそ動く。
尻の穴をティッシュで拭き、パンツをきちんと履くと、台の上の乱れを直し、縁を綺麗に拭き取った。
チャニョルは鍵を開け、残ったコーラを飲み干す。ぷはー、と、息をつく。
さて化粧を落とすか、と半目で考えたとき、扉が開いた。
続々とメンバーたちが入ってくる。疲れ切った顔をして。
それ以上に疲れた顔のマネージャーを最後に、扉は閉まった。
途端に部屋は喧騒に満ちる。
わーわー言いながら衣装を脱ぐ奴らに背を向け、俺は台の上のクレンジングを探す。
気付くとチャニョルが真後ろにいる。
コーラの口を閉めながら、ぼそりと呟く。
「今夜、行くから」
確かに、今日、少しだけ余裕はあった。
メンバーは次の予定がある者もいる。
だが、その限りのなさに、俺は喉が詰まるような思いがする。
チャニョルはもう、皆の中に混じっている。
結構、やばかったな。
俺はかすかにそう思うが、その深刻さを受け止めぬまま、化粧落としの蓋を開けた。




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