海の底、森の奥

- EXOの二次創作とオリジナルのBL小説を中心としたブログです。R18表現あり。お気軽にどうぞ。

20160719

束の間から 18
チャニョルは上半身を起こした。
めくれ上がり、裾が俺の精液とローションに浸った服を、上からばさっと脱ぎ、床に放る。
白いその体をうつろな目で見上げ、俺はもう駄目だ、と思った。
これ以上続けたら、変になる。
「……ちゃにょる……」
声もきちんと出せない始末だ。
「…おれ………もう…………」
なんだか本格的に泣いてしまいそうな心境だった。
チャニョルにひどくいじめられている気分だった。
ある意味、その通りだったが。
自分がちっぽけな、弱い存在になったような気がして、切なかった。
しかし、当然だが、泣きはせず、おれの表現出来る限りの申し訳なさを顔に込め、すまん、だがもう無理、を伝えようとした。
けれど何故かチャニョルは発奮した。
それが分かった。
目の中のきらめきが強くなっていた。
それは陽性のものではなく、なにか陰性のものだった。
ああ、男が欲情するってこういうことなのか。
俺は変に冷静に目の前の現実を把握した。
チャニョルはその肌をどんどん赤くした。
尖った変なかたちの耳の先が、紅色になる。
そして俺の両膝を持つと、腰の位置を直し、呟いた。
「速くすっからな」
へ?と俺は思った。
「お前がそう言うんだからしょーがない」
ちがっ、と心中言ったときには、チャニョルは動きを開始していた。
きつい締め付けをものともせず、チャニョルは腰を振り続けた。
体が引き裂かれるような感覚に、俺は両腕を上げ、頭の上の枕を掴んだ。
そしてぎゅっと、視界をなくす。
唇を噛んで、皮膚の上に汗が生まれるのを感じた。
ベッドは揺れた。
チャニョルの口からたまに音が漏れた。
あっ、とか、んっ、とか、くっ、とか。
ひとしきり突き続けると、チャニョルからぱか、という音がした。
俺の竿に向かってとろりと液を流している。
そして手で持ち、腰を軽く揺らしながらすごいスピードでそれをしごいた。泡だつほどに。
俺は中がじんじんしびれるのと、ペニスが溶けるような悦びで、ただ挿入するときやマスターベーションするとき、またチャニョルに手や口で触られるときとも違う、圧倒的な快楽が血流とともに体の中を走り抜けた。
持ち上げられていた脚を、自分で高く掲げていた。
チャニョルは再び速く動き出す。手の動きはそのままに。
ぐるぐると竜巻のようなものが俺を飲み込んだ。
やばい。
壊れる。
ぱん、となにかが弾けた。
「うわあああ」
途中でチャニョルの口が俺の叫びを消した。
舌に噛みつかれ、声を出せなくさせられる。
俺はチャニョルの手と腹に精液を巻いた。
巻いたあともペニスはひくひくと動いていた。
チャニョルの手も離されなかった。
いったのにも関わらず、快感の波はまったく引かない。
チャニョルは俺の両頬を両手で捉え、舌を吸い上げながらすごい勢いで俺を突いた。
また腹と腹で俺の棒はこすられ、滑りのよくなった穴からは、ぐち、ぐち、という自分の体では聞き慣れない音が絶え間なくやって来た。
こんな悦楽があるのか。
俺は未知の体験で失神寸前だった。
ぱんっ、と、チャニョルが俺の尻に激しく腰を叩き付けた。
「ぐあっ」
べろりと舌を抜いたチャニョルは、全身を大きく揺らし、そのきれいな目を隠して声を殺した。
腰が自動的に俺の中に抜き差ししていた。
俺は中でなにかどろどろしたものが足されたのが分かった。
まじか。
俺中出しされてんのか。
頭のほんの一部分でそんなことを思いながら、チャニョルが体を止めるのを待った。
早く抜いて欲しかった。
そろそろと、チャニョルは腰を引いた。
照り返るそれは、先に白濁したものを付けている。
あんなものが入っていたのかと、俺は首を起こしてそれを見、改めてうすら寒くなる。
ぼん、と頭を落とすと、解放感に酔いしれた。
はあー、はあー、と、息をつきながら、ライブ後のような疲れとすっきりした心地が俺を満たした。
チャニョルが俺の膝をぱんと叩く。
「おい」
「……あ?」
「俺のベッドめちゃくちゃだぞ」
「……お前のせーだろ」
「お前のせーでもあるだろ」
答えるのが億劫で、俺は黙った。
静かな空気が、夜の深さを教えていた。
「はあー。楽しかったあ」
チャニョルが心底からと分かる声音で、言う。
俺はチャニョルに分からないよう、かすかに笑う。
「……そりゃお前はな」
再度チャニョルは俺の膝を揺らし、言う。
「お前だってよかったんだろ。分かんないとでも思うのか?」
よくない、と言いたかった。
全然駄目だ。
もうこれはなし。
でも、本心は。
俺はぎしぎしいう体を無理に起こし、とろとろと穴から液が下るのを感じ、チャニョルを睨む。
「……二度と中に出すんじゃねーぞ」
言わんとするところは、ひとつだった。



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