海の底、森の奥

- EXOの二次創作とオリジナルのBL小説を中心としたブログです。R18表現あり。お気軽にどうぞ。

20160930

ふかふか
ふかふか

すべてが。



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20160930

さよなら、そしてこんにちは
こんにちは。
今日はかなり温度が下がりました。
フェリシティ檸檬です。


先日うちの冷蔵庫が壊れまして、今我が家は冷蔵庫なしの生活となっております。
明日、新人が来る予定でありますが、サイズが大きくなったので、同じ場所だとちょっと無理がありそうです。
困ったものです。
しかし常々冷蔵庫が小さいことを揃って嘆きながら暮らしてまいりましたので、そういう意味ではよかったな、と思わないではないところもございます。


さて、今週は日に1本ずつ、連載物を交互に更新するにとどまった週でございました。
皆様、「ことの共犯」と「ボナペティ」を、お楽しみいただけておりますでしょうか。
どちらが人気があるのか、私自身も把握しきれておりません。
「ことの共犯」は、エロスとタナトス的な展開一直線、「ボナペティ」は今のところ身体的な性的な接触はほぼ皆無という、真逆のお話となっております。
これは意図した部分もあり、そういう心積もりで臨んでいるのですが、リアルとパラレルということと、カップリングのメンバー編成のギャップから、私自身も全然書く際の心境が違い、なんだか不思議な気持ちになります。

そしてまだ、どちらも続きます。

ゆっくりとした更新ペースになってしまいますが、どうぞお付き合いいただければなと思っております。


また、皆様にお詫び申し上げたいこととして、明日からの土日の更新のことがございます。

わたくし今、少し忙しくしておりまして、土日用のお話を作成できそうにありません。
よってこのお休みは更新される短編などのお話はなしということになりそうです。
申し訳ありません。
もし、土日の短編だけが好きなのに……という読者様がいらっしゃったなら(いるのかしら)、お詫びのしようもございませんが、なんとかご了承いただければなと思います。

私自身も、土日にアップされず、読者様がお話を今頃読んで下さっているかしら〜と想像できないのは、非常に寂しいことでございます。

来週もちょっとどうなるかは分からない状態でございますが、また必ず短編は書くつもりでおりますので、それまでお待ちくださいませ。


昨日は信じられないようなしでかしをしてしまったり、ここ最近ちょっと切羽詰まったような心持ちではございますが、なんとか乗り切りたい所存です。

皆様も、暑かったり寒かったりと、体調を崩しやすいお天気でございますので、どうかご自愛くださいませ。



土日も頑張るぞ
フェリシティ檸檬



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20160930

ことの共犯 23
服を脱がすのは簡単だった。
有無を言わさぬ雰囲気を出すと、ジュンミョンはすぐそれに飲まれてジョンデが小さく告げる指示を粛々と受け入れた。
腕、上げて。腰、上げて。
あっという間に、ジュンミョンは丸裸になった。
パンツを下ろされるときだけ、わずかな抵抗の気配をジュンミョンは見せた。
だが意に介さず、ジョンデはずるっと勢いよく突っ張ったそこから布を引き下ろした。
ぶるんぶるん、と揺れながら顔を出した場所は、もうジョンデにとって見知ったところだった。
愛らしくさえ思った。
火照ったジョンデは、自分の服も取り去った。
確かに自分の前を晒すのに対しての逡巡がないではなかった。
しかしそれではフェアではなかった。
ぱっと脱ぎ、ペンダントライトを消し、ベッドランプを灯した。
穏やかな灯りに照らされたふたりの体は、その色の白さから完全なオレンジ色に近く見えた。
ジュンミョンは横たわったまま、天井を凝視して胸を速いペースで上下させていた。一部を重力に逆らわせて。
何かへの生贄のようだな、とジョンデは思った。
とても美しい捧げものだなと。
きらきらと、ジュンミョンの顔が光るのをジョンデの目が捉えた。
ジュンミョンはまた、何も言わずに泣いていた。
ゆるゆると、目尻から涙が流れるに任せていた。
途端ジョンデの胸は震えた。
俺に供されているのか。
そう、思えた。
ほんとうは違った。
ジュンミョンはセフンへの恋慕の幕引きを、ジョンデと行っているだけだった。
言うなれば捧げているのはセフンへだった。
俺は、代わり。
そしてジュンミョンもそうだった。
どちらもが、受け取ってもらえるはずのない供物だった。
お互いがお互いを食うしかなかった。
ジョンデは再びベッドに乗った。
ぎし、という音とともに、ジュンミョンが目を閉じた。
するりと胸に手を置きながら、骨までしゃぶってやる、とジョンデは思った。




つづく





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20160929

ボナペティ 17
ぽん、と、肩に大きくて温かな何かが触れた。
は、と眠りから覚めながら、手だろう、とギョンスは見当付けた。
果たして、細く目を開けた先には、腕を自分に向かって伸ばしたチャニョルがいた。
「もう、寝るか?」
と、ごく小声でチャニョルは問うた。
その声の耳触りのよさに、一瞬ギョンスは我を忘れ、親に向かって言うように、「うん」と頷きそうになった。
しかし脳は覚醒を始め、そんな答えをすることを押しとどめた。
「ううん」
体を起こした。
横ではブランが、腕の向こうではグリーズが、眠たげな目をしばたいている。
頭をふらふらさせているギョンスを見下ろし、心持ち心配そうな表情をチャニョルは覗かせた。
「平気か?」
「うん」
寝ぼけ眼でチャニョルを見上げた。
そして唇に笑みを作った。
「ほんとに起きるのか?寝てもいんだぞ」
「ううん、起きる。もったいないし」
その言葉と言い方にチャニョルは思いがけず胸が鳴った。
顔がほころぶのをそのままに、しょーがねえな、と口では言った。
体の向きを変えると、テーブルの上には焼酎の瓶、炭酸水、氷、切ったレモン、グラスふたつ、漬物の乗った小皿が幾つかと箸2膳が乗った盆があった。
汚れた皿はすでに片付けられていた。
「ありがとな、いつも」
ギョンスは初対面からつくづく感じていたチャニョルの気が利くという長所を今も夢見心地ながら実感し、いい夫で父親になるんだろうなと想像した。
その想像はなぜだかギョンスを切なくさせた。
自分に関わり合いのないことだからだろう、と、ギョンスは結論付けながら手をテーブルに伸ばした。
「酒、作るよ」
「いいよ、俺やる」
チャニョルが体を落とし、膝をついて、酒瓶を手に取った。
「これ、父さんのお気に入り」
へへ、と悪い顔をしたチャニョルはギョンスを見て笑った。
「いいのかよ」
「いいよ。たまにくすねるんだ」
くすねるって。
その言いようにギョンスは思わず笑った。
「高いんじゃないか?」
「うん。結構するよ、多分。地方のなんだ。俺詳しくないけど」
ギョンスがグラスに氷を落とすと、その上からとぷとぷとぷ、とチャニョルは焼酎を注ぎ入れた。
かすかにとろりとしたその液体の上から炭酸をたっぷりとつぎ、レモンを絞ると、チャニョルはご丁寧に準備したマドラーでグラスの中をくるくるとかき混ぜた。
シュワーと音を立てて泡立つその中身を、ギョンスは目を見開いてじっと眺めた。
「はい」
出来上がったひとつを、チャニョルはギョンスに向かって少し寄せた。
「ありがと」
手に持つと、ひやりとした感触に、ギョンスは頭がどんどんと冴えていった。
「じゃ」
そう言いながら、チャニョルもグラスを持ち上げた。
チン、と鳴らして乾杯、とふたりで呟くと、唇にそれぞれ、酒を近付け、その芳醇な香りと味を身内で感じた。




つづく



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20160928

恋の航海に漕ぎ出せすべての人よ
こんにちは。
今日はかなり蒸し暑そうです。
フェリシティ檸檬です。


私全然知らなかったんですが、チェンがなんだか大変なことになっていたんですね。
遊びに行かせていただいているブログ様のところでおよ?と思い、少し調べたら少しだけ分かりました。

チェンって、すごいチェンらしい感じで恋愛してるんですね、やっぱり。
なんだか夢のある話でした。
世の女性陣、ほんとに期待してもいいんじゃないかなあ、と思えました。
どういう繋がりでどうそうなったのか1ミリも知りませんけれども。

写真も見たんですけれど、ほんとチェンって感じで、私が何回か前に書いた「ことの共犯」の女性と付き合うときの彼のようすを自分で思い出して、はあー、なんだか不思議、と感慨深くなりました。

何故だか、「人さらいの条件」のときもあれ書き終わったのが3月終わりか4月頭で、ものすごくタイムリーで、そういうふうにこう、なにか関連付くことがあったりするものですね。

何はともあれ彼らにはいい恋愛をして欲しい。
なるべくいい女と付き合って欲しい。
それは趣味や嗜好の問題だけど。
悪い女が好きな人も世の中にはいて、それはそれでしかたないのだけど。

この女性がどんな女性かは実際知る由もないですが、チェンや彼の周りが大騒ぎにならないこと、彼女自身も身の安全は図れることを祈ります。

なんとかすべて丸く収まっておくれ。


いやーしかし、お相手がまことに35歳なら、しみじみいい話でございます。

頑張れEXO!!
そして女子たち!!



何が何やら
フェリシティ檸檬



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20160928

ことの共犯 22
唇を首から肩の曲線の上で滑らせると、ジュンミョンの口からため息に近いような色の付いた弱い吐息が漏れた。
耳の裏に唇を乗せ、口を開けてその端をかぷりと噛んだ。痛くないように。
「ひっ……」
ジュンミョンは肩をすぼませ、顔を逸らそうとした。
しかしジョンデは許さなかった。
含んだまま、耳の上に舌を出した。
「…ひゃっ、やめ………」
ごそごそと耳の立体的なかたちに満遍なく舌を沿わせた。
体をくねらせるジュンミョンの、がっしりした肩を強く掴み、ジョンデは彼を自分に向かせた。
そのまま押して後退させ、ベッドの上に座らせた。
半目でジョンデを見上げるジュンミョンは、口をだらしなく開いていた。
もう隠しようもないほどその股間は腫れていた。
理性では退けようとする期待と、今の耳への攻撃で、ジュンミョンはもう完膚なきまでに敗北していた。
望んではいけないと思うのに、全身で侵略を待ち望んでいた。
それをジョンデは完璧に見て取った。
笑みを抑えるのが難しかった。
唇の端の切れ込みを深め、ジョンデは目を溶かすようにした。
「……兄さん」
立っているジョンデは、ジュンミョンの頬に両手を添えた。
「……いろいろ、するから」
そう言いながら、そろそろとふたりの距離をジョンデはなくした。
目と目が互いのみを映した。
ジュンミョンの黒目は震えるように白目の中で浮いていた。
楽しげな微笑みを浮かべたジョンデは、ジュンミョンの鼻先で言葉を発した。
「…覚悟、してね」
言い終えると同時に唇を塞いだ。
思わずジュンミョンはきつくその目を閉じた。
ジョンデもそっと瞼を下ろす。
唇を慈しむようにジョンデは広い口を駆使し、ジュンミョンにキスをした。
キス自体に慣れのない印象だったジュンミョンは、前回よりは上達の兆しが見られた。
それは拒否する反応を体が示していないためも大きかった。
おずおずとではあるが、みずから動こうとする相手のようすに、ジョンデは思いの外心身ともに喜んだ。
静かに、ジュンミョンの体を後ろに倒し、ジョンデはベッドに乗って膝をついた。
キスをするのはやめなかった。
だがなかなか舌は、入れなかった。
じれったいほどに、ただ唇の上だけをジョンデは自分のそれで愛撫した。
しばらくすると、ちろ、と、ジョンデは、唇に何か濡れたものが触れたのを感じた。
薄目を開けると、ジュンミョンが慌てて目をまた閉じたのが見えた。
顔に皺を作ってジョンデは笑みを零した。
間違いなく、それはジュンミョンの舌だった。
このときを待っていた。
初めて唇を離すと、ジョンデは囁いた。
「……舌、欲しい?」
真上から自分を見つめているのをジュンミョンは気付きながら、真っ赤になった顔を背けた。
「兄さん」
ちゅ、と頬を弾くようにキスをする。
じっと見下ろしていると、こくこく、と、軽く素早く、ジュンミョンは首肯した。眉と目に皺を寄せて。
くす、とジョンデは笑うと、横を向いた顔を上に戻し、鼻と鼻をくっつけた。
そうした状態で、唇を下ろし、ぷに、と触れさせると、にゅるにゅると分厚い舌を中に推し進めた。
むわあ、と舌を犯されたジュンミョンは、ようやくやってきた侵入者に対し、途端に落ち着きをなくしていった。
だが、ジョンデはいっこう構わなかった。
舌を口内で動かしながら、ずるずるとジュンミョンを上に引っ張るようにし、ふたりはベッドの真ん中まで辿り着いた。




つづく



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20160927

たぶん・たぶん・たぶん
こんばんは。
なんだかお久しぶりのような気がします。
フェリシティ檸檬です。


さて、ここ数日の間に人気投票にご投票を幾度かいただきましたことをお礼申し上げたいと思います!
ほんとうにありがとうございます!!
すごーく嬉しかったですー!!

長編だけでなく、短編も入れてくださって。

もし同じ方ならば、あの方がお好きなのかな?などと想像したりいたしました。

もしよろしければこれからも、「海の底、森の奥」に、是非遊びに来てくださいませ。


このところ、日々の更新が1本ずつになって心苦しい思いです。
しかし今しばらく、この状態は続きます。
申し訳ありませんが、ご辛抱いただければと存じます。


突然ですが私はラテン系の音楽がとても好きです。
これはおそらく祖父の血でして、アイスダンスや社交ダンスの非常に得意だった祖父から、そういうものを好む気質を多分私だけが受け継いでおります。

特にアルゼンチンタンゴとボサノヴァが好きです。

というわけでピアソラとジョビンを好んで聴きます。神です。

基本的に私は大変ミーハーなのですね。

と言いますか、ものすごく才能に溢れた人、というのにめっぽう弱いので、必然的にいちばんすぐれた、有名な人にいきがちというのはあります。

切ないもの、というのにもほんとうに弱いので、あの音の感じにやられます。

EXOのディオ、ベッキョン、スホ、チャニョルでブラジルだったかな?違ったらごめんなさい、そこの有名な曲をカヴァーしていましたね。
ああいうのもかなり好きです。

是非ディオには「キサス・キサス・キサス」をカヴァーしてほしい(本気)!!
チャニョルのギターに合わせてとかいい。

ただただ書きたいことを書きました。


それでは皆様、いい夜をお過ごしになってくださいませ。



どきどきしている
フェリシティ檸檬



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20160927

ボナペティ 16
「酒でも飲む?」
ベッドの上に横たわって眠るグリーズを、ギョンスは掛け布団に頬を乗せて見つめていた。
少し低めの、ミルクティーのような色合いの鼻の頭に触れたいな、とギョンスは思っていた。
しかし睡眠の邪魔になるかもしれない、とその欲求を抑え、ただ体が呼吸に合わせてふくふくと膨らんだりしぼんだりするのを目で追っていた。
問い掛けられ、グリーズから声の方へ視線を移した。
チャニョルもギョンスのように頬をベッドの上に置いていた。
ふたりは横になった顔同士でお互いを見合った。
どちらも前髪が垂れ、額が少しあらわになっていた。
「酒?」
「うん」
「いいよ」
「そ?じゃー飲もーぜ」
表情に喜びを含めてチャニョルは言い、体を起こして立ち上がった。
「準備してくる」
「手伝うよ」
ギョンスも顔を起こす。
「いいよ。すぐだから。こいつらといて」
ベッドの上と下でぐっすり眠り込んでいる犬と猫は、ギョンスなどいないかのように、いや、まるで普段通りチャニョルと夜を過ごしているかのように、あけっぴろげに寝姿をさらしていた。
「お前好かれてんな」
ふ、と笑ってチャニョルは言った。
座ったままギョンスはチャニョルを仰ぎ見た。
「行ってくる」
踵を返してチャニョルは部屋を出て行った。
ブランはまったく反応せず、グリーズは戸の閉まる音に片目だけ薄く開けた。
ギョンスは再びベッドの上のふかふかの羽毛布団に顔を乗せた。
チャニョルのにおいがした。
ふたりはギョンスの部屋で過ごすとき、結局チャニョルが泊まるということになった日は(たいていそうなるのだが)、ギョンスが持っている来客用の布団を敷いてチャニョルは眠った。
しょっちゅう彼が使うので、チャニョル専用のように、その布団はなりつつあった。
布団をたたんで片付けようとする際、チャニョルの香水と体臭と時折ワックスの混じったにおいがギョンスの鼻を抜けた。
隣にいるときも同じにおいがもちろんした。
ギョンスは香りに敏感だった。
少し癖はあるけど、深くていいにおいだな、とギョンスは今もゆっくり深呼吸を繰り返しながらつくづく思った。
以前なんの香水を使っているのかとギョンスが聞くと、親がフランス土産で買ってきたものだと話してくれた。
たまにギョンスはチャニョルの帰ったあと、布団を片付ける前にその上に横になり、目を閉じそのままうたた寝をした。
昨夜の酒や料理の残り香がまだ漂う中、チャニョルの香水はまるで場違いな感じがした。
だがそれがなぜかとてもいい、とギョンスは感じた。
チャニョルをよく表しているような気がしていた。
目を見張るほどにルックスがよく、家族も仲良く、楽器が弾け、歌を歌い、気が利き、料理がうまいのに、それをまったく鼻にかけていない、ほんとうの意味での育ちのよさがあり、優しく、思いやり深く、ある種ひどく単純で、素直で直情的、というのがチャニョルだった。
あらゆるものがあの大きな体の中で天体の星のように瞬いていた。
ギョンスとチャニョルがふたりで「お買い徳」の安売り食材を手際よく調理し、食べ、安価だけれど味がよい焼酎をいろいろなもので割って飲むさなか、チャニョルが動くたびふわりとその体の香りが舞い、笑顔になると白い天然の石のような無垢な歯が覗いた。
そのまぜこぜな、雑多なギョンスの部屋での時間を、ギョンスは心から楽しんだし、愛していた。
自宅でそうするように、チャニョルのにおいに包まれながらギョンスはゆっくり目を閉じた。
大きな安堵が彼を覆った。
そして2匹とひとりはともに、すこやかな寝息をいっしょに奏でることとなった。




つづく




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20160926

作業の前に 3
いたずらがき3


さあこれはいったい誰でしょう。
(特別自信があるわけでもなんでもない出来です。)




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20160926

作業の前に 2
いたずらがき2

これも誰というわけでもなく。


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  • ミス・レモン
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