海の底、森の奥

- EXOの二次創作とオリジナルのBL小説を中心としたブログです。R18表現あり。お気軽にどうぞ。

20160719

束の間から 11
実際、俺たちはそれまでやってきた中で、もっとも興奮していると言えた。
ふたりとも、腰を揺らして相手の口に突っ込んでいた。
苦しさと気持ちよさで本当に気を失いそうだった。
口の端から唾液が流れ、シーツの上はべとべとだった。
チャニョルと俺は、ひとつにくっついてしまったようだった。
大きな球体になり、その中で快感が渦を巻いているといったふうだった。
いよいよチャニョルのバキュームは強さを増し、俺はそこが取れてしまうのではないかと危ぶんだ。
そして自分の口も、あらん限りの強さでチャニョルのものを吸い込み、しごいた。舌の上にチャニョルの液が充満していた。俺はこくこくと喉の奥に流し込み、ただただその行為を続けた。
もう、限界だった。
ずううう、という音がしたかと思うと、俺はんんんんー!!!!と、口をペニスにくるんだまま叫びながら、チャニョルの口に思いっきり精液を放った。つむった目の裏で星が飛び、全身が炎に包まれたようだった。腰が自動的にかくかくと動き続け、つつまれたままのそこがびりびりとチャニョルの舌を感じすぎるほどに感じた。チャニョルは飲み干し、そのまままた俺のものをべろべろと舐めていた。俺は気が狂いそうになりながら、脚をじたばたとさせ、口を離した。
「や、やめっ……やめろっ…………」
強すぎる刺激だった。後頭部に痛みに似たしびれが走っていた。真っ赤に腫れているだろう性器は、もう臨界を超えていた。
だが、もちろん、チャニョルは離さなかった。がっしりと、俺の腰から尻を両手で掴んで、固定した。
俺のペニスの上で、言う。
「…やれよ」
そしてまた、ぺろりぺろりと舌を這わせた。
俺は腰のびくつきが抑えられぬまま、チャニョルの棒に震えながら口を戻した。
早く、早くしなければ。
涙が出そうになっていた。
締まりなく、口と目から液体を溢れさせ、俺は必死でチャニョルのものを高めていった。
もうこれ以上ないほどピンクに照り、中身はなにかしらの金属であるかのように、すさまじい硬さを誇ったそれは、時が来るのを待っていた。
俺がそれまでで一番速く、強く口で擦り上げたとき、チャニョルは俺の玉を掴み、ぐっと引っ張り、口の中の棒を舌でぐるぐると搔き回した。
「うああっ」
俺は思わず歯を当ててチャニョルのペニスから唇を離した。
その瞬間、チャニョルはいった。
俺のものを含んだまま、ぎゅーっと締め付け、んんんんんん、んんんんん、と唸った。
「やめろっ……やめっ……駄目だ……!」
袋もぎゅうっと握られ、痛みと悦びで俺は悲鳴に近い声が上がる。
飛び出たチャニョルの精液が、俺の顔中にかかった。
動きを止めたチャニョルが、ようやく、暴れる俺の尻から手を離し、体を解放した。
俺たちはベッドの上で横になったまま、はあはあと息をした。
いつまでたっても、起き上がれなかった。
顔を拭きたかった。
つんとした生臭さが俺の鼻をついていた。
しばらくして、チャニョルがのそっと、起き上がった気配がした。
俺の顔を見下ろし、ぼさぼさに飛び跳ねた頭で、ふはは、と笑って、言った。
「…お前顔射されてんの」
きったねーな、と言いながら、チャニョルはベッド脇のティッシュを箱ごと取った。
そしてたくさん引き抜くと、倒れたままの俺の顔を、ごく優しく拭き取った。
俺は目を開けているのも精一杯だった。
目の端には、涙がまだついているはずだった。
潤んだ目を薄く開け、よだれと精液にまみれた口の端の力を抜き、自分を見上げる俺を見て、チャニョルはなんとも言えない顔をする。
怒っているのかと、勘繰りたくなるような。
どうしたんだよ、と聞きたかった。
だが、力尽き、俺は目を、ゆっくり閉じた。




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20160719

束の間から 12
それからの俺たちは、当然、くわえあうこともその要項に加えた。
これはあまり場所を取らず、簡単に快感を得られるため、どうしてもどちらかの我慢がきかないときは、さっとふたりきりになって、なるたけその要求に答える、という習慣になっていった。
本番前の緊張を解くときや、仕事の疲れがひどいとき、精神的に参ったとき、そういうときに、相手の裾を引っ張って、黙って目を見れば、話は通じた。
トイレや洗面所や風呂、もちろん自室で、頼んだ方のものを頼まれた方が口に含んだ。
どんどん技術は向上し、ごく短時間でお互いをいかせることができるようになった。
まだ洗ってもいないペニスの匂いや味も、喉元過ぎればなんとやらで、自分の快感と引き換えというのもあり、だんだんと慣れ、ほとんどなんとも思わなくなった。
だいたい、やはり俺はチャニョルを汚い、とあまり思えないところが拒否反応の薄さに繋がっていた。
いくら一緒に生活し、いろんなことを知っていても、どうしたってチャニョルはぴかぴか輝く生粋のアイドルのようなところがあった。
薄桃色の大きなチャニョルのペニスも、気持ちのいいものではないにしろ、おかしな親近感すら感じるものになっていた。
なんにも考えず、頭を押さえられ、目を閉じ口を動かすのは、日常となった。
それをおかしいと感じないではなかった。
しかし、やめられなかった。
やめようと夜、寝る前決心しても、次の日じっと目を見られれば、拒否しない自分がいた。
俺からのアクションより、断然チャニョルからのそれが多かった。
俺だってたくさんして欲しい気持ちはあった。
だが、やはりどこか羞恥は消えず、おいそれとは頼めなかった。
どうしても、と感じるときだけ、意を決して裾をつまんだ。
上目で見る俺は、チャニョルの目にはどう映っているのか、なぜだか絶対、知りたくなかった。
ほんの少し顔が熱いと、いつも思ってはいた。
チャニョルはそういうとき、しかたねーなというような表情に、なにかを混ぜた顔をして、俺の手をさっと取り、鍵の閉まる場所へと連れて行った。


時間が多く取れ、邪魔をされない貴重な機会の際は、部屋にこもり、やりたいだけやった。スポーツに勤しむように。
その日も、チャニョルは俺の性器を口に入れ、俺もチャニョルのそれを同様にし、繋がった輪になって、チャニョルのベッドの上にいた。
お互い上半身の服は身に付けたまま、はむはむと口を動かした。
されながらするのは久々で、俺はかなり、無我夢中だった。
どろどろと先から漏らしながら、チャニョルの口を溢れさせていた。
ふむ、うふ、ふんん、と、鼻から息の抜ける音がするのが、自分なのかチャニョルなのかも、分からなかった。
すると、チャニョルの指が、するる、と、棒を通り抜け、玉を追い越し、その下の皮膚をなぞった。
くすぐったさに俺は目を開き、脚をぴくぴく動かした。
チャニョルの手は止まらなかった。
進行方向にあるのは、ひとつだけだった。そこで、指は止まった。
ぬるぬるした指先を、俺のシワの寄った部分に、こすり付けた。
俺は激しく腰を波打たせ、ずるると口から竿を引っ張り出した。
頭をもたげ、チャニョルの顔の方に向かって、強めに言う。
「おい。なにやってんだよ」
指はまだ場所を変えず、にゅるにゅると入り口をいじっている。
俺は力任せに体を引き、チャニョルから離れて正座した。
心持ち前屈みになり、Tシャツの裾を引っ張って前を隠し、正面からチャニョルを睨む。
肘をついて横になったまま、チャニョルはぽかんと俺を見ていた。
「どうしたんだよ」そう言って俺に手招きする。「戻れよ」
「どうしたんだじゃねーよ」
俺は眉のシワを深めて噛み付く。
「どこ触ってんだよ」
体を起こし、胡座をかいたチャニョルは、ペニスを上に向けたまま、にこーと笑う。
「ああー。アナル」
「ああーじゃねーよ。なに勝手に触ってんだよ」
「いーじゃん。これは触ってんだから」
言いつつ自分のものをぽんと触る。
「よくねーよ。まったく別物だろ」
怒りと呆れで俺はへろへろとした口調になる。
「てゆーかさー。ずっと触ってみたかったから」
まだにこにことアイドルスマイルを炸裂させて、チャニョルは言う。真っ白い歯が、俺に挨拶する。
「は!?」
心底驚き、俺は大きい声を出す。
しっ、とチャニョルは言い、落ち着け、と両手でジェスチャーする。
「…落ち着けるか。なに言ってんだよ。なにしたいって?」
声を落として俺は詰め寄る。
まったく動じずチャニョルは答える。
「だから、アナルに、入れてみたくて」
俺の目は、ゆっくりと、焦点を失った。
口を引き結び、瞬きしながら沈黙する。
「ベッキョン?」
「………入れる………?」
ようやっと、それだけ、声が出た。
「うん」
「………………なにを?」
答えが、怖かった。
なにを言われてもおかしくなかった。
「まず、指だな。それで大丈夫そうなら、これ」
そう言ってまた、チャニョルは自分の股の間をぽんと触った。
俺は叫び出す寸前だった。
代わりにばっと膝立ちし、チャニョルの頭をべしっと、殴った。




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20160719

束の間から 13
「いってー」
チャニョルは頭を押さえて俺を見上げる。
俺は腰を下ろし、チャニョルの目を冷たく見据え、宣言する。
「そんなこと、させるわけねーだろ」
手を下ろしたチャニョルは、きょとんとして問い返す。
「なんで?」
「なんでって……」
「いーじゃん」
「よくねーよ」
「なんで」
「お前とせ……っくすすることになんじゃねーか」
自分の想像と言葉で、顔に血が登る。
恥ずかしさを打ち消すため、眉と目をよりくっ付けた。
「なにを今更。だいたい今してることだってセックスだろ」
「そーだけど、違う。しごいたりくわえたりすんのと、それは」
「なにが違うんだよ」
「完全に、俺が……女みたいになるじゃねーか」
「だから前言ったろ。お互い女の子だって」
「うるせー!ごたくはいいんだよ」
「なにがいやなんだよ」
「指でもなんでも、そんなとこにもの突っ込まれたくないんだよ」
「いーじゃねーか。ゲイの人はそうやってしてんだから」
「俺たちゲイじゃねーだろ」
「そーだけど。でもそういうふうに使えんだよ。そこは」
「使えるからって使いたくねー」
「俺は使ってみたいの」
「俺はいやだ。絶対に。これだけはいやだ」
「俺に入れてもいーんだぜ」
ぎょっとして俺は目を丸くする。
「はっ!?やだよ。絶対やだ」
「そーかよ。別にしてほしいわけじゃねーよ。ただギブアンドテイクならさ」
「無理無理無理」
「俺はお前に入れたい」
突然チャニョルの声色が変わった。
その低音に真剣味が混じり、口元にかすかに漂っていた笑みが消えた。
俺の顔をじっと覗き込んでいる。
なんだ、これ。
「………真面目に言ったって、駄目だ」
「俺ずっと思ってたから。入れたいって。最初から思ってた」
「…最初!?」
「うん。洗面所で抜きあったときから」
「…………なんで…………」
「うーん。お前の顔かな、あんときの」
「………………顔?」
「なんか、やってもいいなって思った」
「……………………お前、まさか、ほんとに、そっちのケが、あんの?」
「ううん。ねーよ。でもできるんだったらしてーなって、そんとき思った。今できるのはお前だけだし」
「……俺の意思はどうなるんだよ」
「お前いっつもいやいや言いながら結局やるじゃん」
それを言われると弱かった。
ぐ、と詰まって唇を噛むが、それでも、受け入れるわけにはいかない。
「…………これはほんとに無理だよ。お前のを中に入れるなんて、体どーなるかわかんねーよ。……怖い」
俺は正直に、言った。
顔を俯ける。
「だいじょーぶだって!!」
明るい声が頭の上に降る。
「まずは試しだ!やってみよーぜ!」
お前は少年漫画かなんかの主人公なのか。
俺は顔を上げ、ヒーローを見る。
やる気に満ち溢れたチャニョルが、目をきらきらさせて俺の手を取り、ぶん、と振った。



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20160719

束の間から 14
掴んだ手首を引っ張って、チャニョルは俺を近くに寄せた。
俺の顔を両手で挟み、顔をかたむけキスをする。
なんだかひどく優しい、キスだった。
懐柔しようとしてるな、と俺はぼんやり思うが、そのくちづけの甘さに腰がしびれた。
その舌は俺の味だった。しかし気にならなかった。
俺の舌もチャニョルの味だったから。
首を垂らしていた俺の性器が、徐々に頭をもたげ出した。
それを察したチャニョルの手が、硬さを得出したそこを取る。
きゅっと握られ、口の隙間から、うんっ、と、声が漏れた。
慣れた手つきでチャニョルは俺を高揚させていく。
口の中も、優しい動きから、強さを感じるそれに変化した。
腹になにかが触れた。
瞼を閉じていた俺は、目を見せてきょろきょろと動かした。
チャニョルが服の中に手を入れていた。
腹から胸へとするする登っていく。
そして突起を見付けると、指先でくんっと、引っ張った。
「ふわ」
背をびくんと揺らし、俺は外れかけた唇から奇妙な音を零した。
そんなところを触れられたのは久しぶりだった。
チャニョルは指先でくにくにとそこを触り続ける。
俺は変わらずこすられているペニスの先から、にゅるにゅるとしたものが出てくるのが自分で分かる。
口の端に力が入らず、よだれが伝って、チャニョルの手に落ちた。
「……お前乳首感じんだな」
チャニョルが俺の唇の上でぼそぼそと言う。
俺は耳の先が染まっているだろうことがいやでしかたない。
目を閉じ、もう二度と開けまいというように力を込める。
するといつの間にか、俺はベッドに横たえられていた。
服は脇の下までめくり上げられ、すべて晒されている。
なにが起きようとしているのか、俺は混乱だけ深め、チャニョルの名を呼ぼうとする。
そのときチャニョルの顔が見えた。
俺の胸の上に。
髪の毛が顔を撫ぜる。
きゅう、という音とともに、色の付いた部分を、チャニョルは吸った。
「…あっ」
俺は喉をひゅー、という音が抜けたのを、自分の耳で聞いた。
ぬめぬめとした感触が、交互にふたつの乳首を襲った。
握られているペニスは、亀頭を中心に攻められる。
くちゅくちゅという音が俺の鼓膜を揺らす。
俺のペニスの先の穴に、チャニョルの親指がぐっと入った。
「くあっ」
俺は口を閉められない。
歌を歌うときのように、喉を思いっきり奥まで開いてしまう。
おもむろに、チャニョルが体から離れた。
俺が落ち着こうと体の力を抜いて横たわったままでいると、チャニョルはなにかを手に持ち、戻って来た。
俺はその手の中を見上げる。
見覚えが、あった。………そういう、サイトや、雑誌で。
「買っといたんだー」
準備のよいこのメンバーは、楽しげに蓋をくるくると回している。
「いえーい」
とろーと、中身を手にあける。
目の前で繰り広げられていることに、俺は思考がストップした。
そんな俺を素敵な笑顔で見下ろしながら、チャニョルは両手をすり合わせている。
「ほら、やるぞ」
もう、なにを言っても無駄だ。
俺はチャニョルに、体を捧げた。




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20160719

束の間から 15
チャニョルは俺の足を掴んで、膝を折った。
そして俺のペニスと穴に、両手を添えた。
「んー、ちょっとやりにくいな」
そう呟くと俺の両膝を片腕で押え付け、俺はまるで座薬を入れられる子供のようなポーズを取った。
顔から火が出そうなほど激しい羞恥が俺を包み、声を上げた。
「……なんだよっ、このかっこ……」
「じっとしてろって」
チャニョルはこちらを見もせず、俺の股間だけを見下ろしている。
「お前これ自分で持ってろ」
そして俺の手を取り、両膝の裏を持たせる。
なんでこんな目に遭わなきゃならないんだと思いつつ、実験に勤しむようなチャニョルのようすに、俺は突っ込む言葉が見つからない。
その格好をしたまま、チャニョルの指が這うのを感じた。
チャニョルは裏筋を親指でこすりながら、穴の周りにローションを広げていく。
すーすーする股が快感で満たされていくのを、俺は手を脚に挟んだまま受け止めた。
心臓がどきどきした。
まったく、初めての、経験が待っている。
「……いくぞ」
くん、と、なにかが体内に入った。
先がゆらゆらと揺れながら、どんどん奥へと侵入しようとする。
こちらもローションにまみれたペニスを、チャニョルはしごき続ける。
俺は穴の痛みに悲鳴を上げそうだ。
目をきつく閉じ、人差し指を歯で噛んだ。
息苦しいような感覚で、俺は呼吸が速くなる。
チャニョルは指の進行をやめない。
先程のように俺の亀頭の穴にも、指を入れる。
液に溢れた場所すべてが熱を持ち、俺は掲げた脚ががくがく震えた。
その指は長く、いつまでも中へと進んでくる。
激痛に苛まれながら、一方ペニスは萎えなかった。
苦痛の中にひとさじの甘さがあった。
ときどきこすられた中が、変なふうに疼く。
俺は涙を浮かべながら、歯の間から指を離せなかった。
動きが、止まった。
「…いてー」
その声に、薄目を開ける。
俺は涙が耳の横を流れるのを感じた。
口には指が挟まっている。
俺を見下ろし、チャニョルは言う。
「………お前その顔」
そこまで告げて、チャニョルは再び脚の間に視線を移す。
「…あんま締めんなよ」
そして指を今度は、出し始めた。



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20160719

束の間から 16
指が、体の真ん中のあたりで、出ようとしたり、また入ってこようとしたり、していた。
チャニョルはどんどんローションを足し、尻の下のシーツが冷たくなっているのを、俺は遠い意識で感じていた。
もう、脚をさっきの状態にしておく力もなく、俺はぺたっと、下ろした。
チャニョルはなにも言わず、そのまま俺のペニスとアナルへのピストン運動をし続けた。
こんなことが完全に快感へと転化するのか、俺は疑問しか沸かなかった。
それくらい、永遠のような痛苦が俺の体中を巡った。
口をだらしなく開け、動きに合わせて、う、ああ、という反応の声が勝手に出た。
ぎちぎちの中を、チャニョルはかなり速いスピードで動かせるまでにした。
「……痛いか?」
俺はうっすら目を開いた。
チャニョルを見もせず、ふわふわと言う。
「………今更………かよ…………」
「気持ちよくはない?」
「……よくねーよ………」
「でもお前ずっとおったててるぞ」
「……お前が……触るから……」
「それだけか?ほんとに?」
その言葉を言い終えると、チャニョルは指をもう1本、ぐにぐにぐにとかなり強引に、入れてきた。
「うああああっ」
目がかっと開き、喉の奥から声がほとばしる。
「おい」
しー、と言って、チャニョルは気にも留めず、2本目の指をその付け根まで突き進めた。そして揃えた指で穴をぐるぐると広げ始めた。
「うあ……あああ………あ……」
おそろしく変な感触と痛みで、俺は目と口から水分を溢れさせ、顔を横に向けた。
体が震えてしまう。
チャニョルがいきなり俺のものを口内に押し込んだ。
「ああっ!!」
突然の甘い刺激に俺はがくんと腰が振れ、口がますます大きく開いた。
大量の唾液が俺のペニスをどろどろと覆い、舌が俺の感じやすい部分を徹底的に攻撃した。
すさまじい刺激が腹の下からやって来て、俺は白目をむきそうだった。
チャニョルは穴の中を相当のスピードで動かしている。
そして、2本の横に、3本目の仲間を、加えた。
それと同時にきゅうっと、俺の棒を吸い上げる。
「ああ、ああ、ああ、ああ」
全身がぶるぶると振動し、俺はチャニョルの動きとともに小さく喘ぎ続けた。
ぐちゃぐちゃと液が音を立てる中、俺は脳内で、自分がほんのちっぽけな存在にしゅしゅしゅしゅーと縮んでいくような奇妙な妄想を繰り広げた。
自己が消えてなくなり、チャニョルが楽しむための体だけ残される、といったような。
声が、俺の耳の中に入ってきた。
「ベッキョン」
俺の名だった。
チャニョルは俺から口を離し、指を抜いた。
急な自由に俺ははーっと息を抜く。
気付くと汗でびっしょりだった。
目の上に、チャニョルの目が、あった。
焦点を合わせるのが難しく、俺はゆらゆらと黒目を動かした。
チャニョルはその大きな手の、掌を俺の汗の浮いた額に置き、髪をかき上げ肌に触れた。
ぼやけたチャニョルの顔は、なんだか見たこともない表情を浮かべていた。ちょっと苦しそうだった。
チャニョルの体は俺の脚の間にあった。
俺のペニスとチャニョルのそれがくっ付き、チャニョルが動くとえも言われぬ触感で、俺はあっ、と声が漏れる。
チャニョルはそんな俺の顔からいっときも目を離さず、ごそごそ動き、言う。
「………力抜いてろよ」
それが俺への、宣戦布告だった。
片脚の膝の上に手を置き、ぐっと持ち上げると、チャニョルは俺の入り口に、指と竿の先を持ってきた。
あれが、入る?
俺の記憶の中の、何度も何度も見て、触り、舐めてきたあのチャニョルのペニスが、俺のあの穴の中へ?
馬鹿馬鹿しい嘘のように思えた。
しかし、そうではなかった。
チャニョルの柔らかい亀頭が、俺のべろべろのそこでふにゃふにゃと動いていた。
それは初めての快感で、俺はチャニョルの腹に挟まれた先から液が漏れ出て、そこを濡らすのが分かった。
少しずつ、少しずつ、それは、押し入ってくる。
なんて、大きいんだ。
俺はもう声も出なかった。
苦しさにただぱくぱくと口を開けた。
目を宙に彷徨わせて。
チャニョルが俺の顔を数センチ上で見下ろす。
腰を進めて行きながら、チャニョルは顔を落とした。
その唇が、俺の苦痛を和らげようと、唇を、訪れた。



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20160719

束の間から 17
なかなか中に、進まなかった。
チャニョルは俺の舌を、ものすごい執拗さで舐め回していた。
俺はともするとチャニョルの唾液で喉が詰まった。
そのたび咳き込むと、チャニョルは言う。
「…力、もっと抜けって」
そしてまた唇を貪った。
ふざけんな。
俺は死にそうだ。
そう思ったが、チャニョルの舌の愛撫と、その腹の肌で踊るペニスへの刺激、みちみちと攻めてくる穴の中の圧迫で、そんな文句を言う気力はまったく残っていなかった。
苦しい。
それだけが頭をぐるぐるし続けた。
「……あっ、きっつ………」
キスの合間にチャニョルが呻く。
俺はほうけた顔でチャニョルを見上げる。
眉間を寄せ、口を歪めて目を強く閉じた、チャニョルがいる。
おかしな顔だな、俺はなんだか気が抜ける。
その瞬間、チャニョルは体の勢いを増した。
ぐうーっと、腰を俺に押し付ける。
あ、がもう、か、という音に聞こえる声が、俺の口から漏れ出てくる。
俺は両手でシーツを握った。
痛い。
信じられない。
頭の中で爆竹が踊り続けるようになり、俺はひたすらシーツを握り締める。
チャニョルの腰が、俺の股にぴたっとくっ付いた。
「……入ったー」
俺は震えながら息を吐きつつ、上にあるチャニョルの顔を見る。
満面の笑顔。
きらりと歯が光る。
こいつ。
腹なのか尻なのかよく分からないところがぱんぱんに張っていた。
きつい。ただただきつい。
その窮屈さに辟易しながら、しかし俺の棒は突き上げられたように上を向き、チャニョルの腹部を突ついていた。
「……動くからな」
言い終えるか終えないかのうちに、チャニョルは俺の体に体を密着させたまま、全身を揺らし始める。
「まじ……きついな……」
食いしばった歯の間からチャニョルは零す。
俺は挟まれたペニスのこすりと、いっぱいになった体内のこすりに、完全に正気を失いかけていた。
頭の中の火花はひかない。
ちかちか赤く光るものが、そこここで弾け続ける。
シーツは俺の力でめちゃくちゃになっていた。
「そんな、締めんなって…」
チャニョルは言いながら俺にまたキスを落とす。
ちゅっと、破裂音が響く。
なにかに軽く食いつかれたような、くちづけだった。




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20160719

束の間から 18
チャニョルは上半身を起こした。
めくれ上がり、裾が俺の精液とローションに浸った服を、上からばさっと脱ぎ、床に放る。
白いその体をうつろな目で見上げ、俺はもう駄目だ、と思った。
これ以上続けたら、変になる。
「……ちゃにょる……」
声もきちんと出せない始末だ。
「…おれ………もう…………」
なんだか本格的に泣いてしまいそうな心境だった。
チャニョルにひどくいじめられている気分だった。
ある意味、その通りだったが。
自分がちっぽけな、弱い存在になったような気がして、切なかった。
しかし、当然だが、泣きはせず、おれの表現出来る限りの申し訳なさを顔に込め、すまん、だがもう無理、を伝えようとした。
けれど何故かチャニョルは発奮した。
それが分かった。
目の中のきらめきが強くなっていた。
それは陽性のものではなく、なにか陰性のものだった。
ああ、男が欲情するってこういうことなのか。
俺は変に冷静に目の前の現実を把握した。
チャニョルはその肌をどんどん赤くした。
尖った変なかたちの耳の先が、紅色になる。
そして俺の両膝を持つと、腰の位置を直し、呟いた。
「速くすっからな」
へ?と俺は思った。
「お前がそう言うんだからしょーがない」
ちがっ、と心中言ったときには、チャニョルは動きを開始していた。
きつい締め付けをものともせず、チャニョルは腰を振り続けた。
体が引き裂かれるような感覚に、俺は両腕を上げ、頭の上の枕を掴んだ。
そしてぎゅっと、視界をなくす。
唇を噛んで、皮膚の上に汗が生まれるのを感じた。
ベッドは揺れた。
チャニョルの口からたまに音が漏れた。
あっ、とか、んっ、とか、くっ、とか。
ひとしきり突き続けると、チャニョルからぱか、という音がした。
俺の竿に向かってとろりと液を流している。
そして手で持ち、腰を軽く揺らしながらすごいスピードでそれをしごいた。泡だつほどに。
俺は中がじんじんしびれるのと、ペニスが溶けるような悦びで、ただ挿入するときやマスターベーションするとき、またチャニョルに手や口で触られるときとも違う、圧倒的な快楽が血流とともに体の中を走り抜けた。
持ち上げられていた脚を、自分で高く掲げていた。
チャニョルは再び速く動き出す。手の動きはそのままに。
ぐるぐると竜巻のようなものが俺を飲み込んだ。
やばい。
壊れる。
ぱん、となにかが弾けた。
「うわあああ」
途中でチャニョルの口が俺の叫びを消した。
舌に噛みつかれ、声を出せなくさせられる。
俺はチャニョルの手と腹に精液を巻いた。
巻いたあともペニスはひくひくと動いていた。
チャニョルの手も離されなかった。
いったのにも関わらず、快感の波はまったく引かない。
チャニョルは俺の両頬を両手で捉え、舌を吸い上げながらすごい勢いで俺を突いた。
また腹と腹で俺の棒はこすられ、滑りのよくなった穴からは、ぐち、ぐち、という自分の体では聞き慣れない音が絶え間なくやって来た。
こんな悦楽があるのか。
俺は未知の体験で失神寸前だった。
ぱんっ、と、チャニョルが俺の尻に激しく腰を叩き付けた。
「ぐあっ」
べろりと舌を抜いたチャニョルは、全身を大きく揺らし、そのきれいな目を隠して声を殺した。
腰が自動的に俺の中に抜き差ししていた。
俺は中でなにかどろどろしたものが足されたのが分かった。
まじか。
俺中出しされてんのか。
頭のほんの一部分でそんなことを思いながら、チャニョルが体を止めるのを待った。
早く抜いて欲しかった。
そろそろと、チャニョルは腰を引いた。
照り返るそれは、先に白濁したものを付けている。
あんなものが入っていたのかと、俺は首を起こしてそれを見、改めてうすら寒くなる。
ぼん、と頭を落とすと、解放感に酔いしれた。
はあー、はあー、と、息をつきながら、ライブ後のような疲れとすっきりした心地が俺を満たした。
チャニョルが俺の膝をぱんと叩く。
「おい」
「……あ?」
「俺のベッドめちゃくちゃだぞ」
「……お前のせーだろ」
「お前のせーでもあるだろ」
答えるのが億劫で、俺は黙った。
静かな空気が、夜の深さを教えていた。
「はあー。楽しかったあ」
チャニョルが心底からと分かる声音で、言う。
俺はチャニョルに分からないよう、かすかに笑う。
「……そりゃお前はな」
再度チャニョルは俺の膝を揺らし、言う。
「お前だってよかったんだろ。分かんないとでも思うのか?」
よくない、と言いたかった。
全然駄目だ。
もうこれはなし。
でも、本心は。
俺はぎしぎしいう体を無理に起こし、とろとろと穴から液が下るのを感じ、チャニョルを睨む。
「……二度と中に出すんじゃねーぞ」
言わんとするところは、ひとつだった。



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20160719

束の間から 19
このように、要項は更に増えた。
チャニョルは俺の中に性器を入れ、俺たちは完全なセックスをするようになった。
それにすっかり慣れるのには、かなりの時間と手間がかかった。主に俺が。
しかし探究心と性欲の旺盛な俺のセックス相手は、ひるまずどんどん俺の体を開発した。
大人のおもちゃ的なものすら用い、俺の穴はどんどんチャニョル用となっていった。
しかしお互い彼女ができることもあった。
そうすると、それとなくどちらもがそういうことから距離を置き、相手を誘わなくなった。
当然いない方はむらむらするがそれを解消するものがなく、非常に奇妙な心情に追いやられた。
俺は別にチャニョルに彼女がいるのは、いっこう構わなかった。むしろ祝福したし、その気持ちに嘘はなかった。チャニョルもそうだったに違いなかった。
ただ、自分の、ほんのわずかの間体を重ねる恋人が、本命を作って疎遠になったという感じだった。
セフレと言うとなにか違った。
俺たちはその言葉の持つ印象よりもずっと密な関係だった。
一緒に暮らし、一緒に仕事し、一緒に遊んだ。
誰よりもお互いをよく知っていた。
その中に性的関係が含まれていた。
友達以上恋人未満という言葉があるが、セックスするときだけ、恋人に昇格、もしくは降格したような感覚が、俺にはあった。
いっときの、情事。それを分かち合う相手。
それが俺にとってのチャニョルであり、チャニョルにとっての俺だった。
どちらにも彼女がいればまあ、それで済んだが、片方だけとなると、とにかくそういう生活に慣れた俺たちは限界の限界までそのことを考えぬよう努め、なんとかせずに済ませようとした。
しかし、特に大きい仕事が入り、注目が強く集まると、神経は昂りよく眠れなくなり、肌荒れや体調不良を起こして仕事に支障をきたした。強烈に相手を欲した。
その場合はもう、彼女のことなんか構っていられなかった。彼女と付き合うチャニョルや、俺のことも。
切実な顔で服を掴むどちらかがいた。
するとお互いなにも言わず、とにかく抜くか、しかたなくトイレでセックスしたりした。
会場、事務所、ところ構わず。
チャニョルはいつも小さなボトルを携帯し出した。
どんだけだよ、と俺は思うが、それにあやかっているためなにも言えない。
小さな個室でその大きな手に口を塞がれながら、俺はチャニョルに突かれ、発散していた。


そして現在、彼女がまたどちらもいなくなった。
必然的に、と言っていいか分からないが、俺たちは情交に及ぶ頻度が上がった。
以前以上に、チャニョルは頻繁に俺を抱いた。
別れたばかりで、おそらくその喪失感の埋め合わせをしていた。
同情も手伝い、俺はさまざまな文句を垂れながらも、回数が増えたことに関してはなにも言わなかった。
チャニョルがその鋭角な耳の先を赤くし、眉間にかすかにシワを寄せて熱い息を吐いて俺を見下ろしていると、自分がチャニョルの彼女になったかのような変な感じがした。
実際今俺は彼女の代わりなわけだから、その錯覚はその通りなのかもしれない。
でもなんだか、よくないような気が、どこかでした。
俺はチャニョルにしがみつきながら、こんなふうに抱いていたんだろうか、まさか、と思いつつ、その力の強すぎる、乱暴と言っていい行為を受け止めていた。




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20160719

束の間から 20
収録後の控え室。
俺とチャニョルは、残りのメンバーの撮影が終わるのを待っていた。
結構、かかるかも。
マネージャーはそう言い残し、部屋を後にした。
みんなまとめて家に送り届けたい彼は、はあー、とでかいため息を俺たちに分かるように吐き出し、撮影現場に戻って行った。
俺はいやな予感がした。
でもしばらくはなにも起こらず、時折会話を交わしながら、それぞれ好きに過ごしていた。
チャニョルが長椅子に腰掛けiPodをいじる中、俺は衣装を脱ぎ、私服を着かけた。
あ、化粧落とすか。
そう思い、パンツのボタンを留めながらチャニョルの前を横切った。
上半身は裸だった。
俺は肘を後ろからいきなり掴まれた。
動いていた力で、俺はチャニョルの方にひっくり返りそうになる。
「うわわ」
まぬけな声を上げて、体を宙に揺らす。
チャニョルは俺の腕に力を込めて、ぐっと立ち上がった。
そしてまだ体が安定しない俺を半ば持ち上げる勢いでどんどん後ろ向きに歩かせ、俺たちは壁を埋め尽くす鏡台の前にいた。
尻の下に鏡台が当たり、俺は立ち止まるしかなく、俺に密着するようにチャニョルも止まった。
俺の顔のすぐ上に、チャニョルのそれがあった。
目だけで見上げる俺の顔を、食い入るようにじっと見ている。
今日のメイクは垂れ目をより強調したアイメイクが中心で、俺の目は倍くらいに大きく、垂れて、見えた。
見られながら、それを思い出していた。
「……その化粧」
「あ?」
「またしろよ」
チャニョルの目の中で見覚えのある光が瞬いているのを、俺は知る。
その言葉と光が、俺の腰あたりから力を抜いた。
それって、なんか。
俺は続きを言語化するのが、たとえ脳の中だけでも、怖かった。
股にくっ付いたチャニョルのそこが、硬くなっているのがデニム越しでも分かる。
俺はボタンをはめ切っておらず、ジッパーが降りてきて中の下着が丸見えだった。そこに、チャニョルのものが当たった。痛いくらいに。
息が、荒くなっている。
チャニョルの口から、先程飲んでいたコーラの匂いがした。
甘ったるい、あの香り。
膨れ切った唇が、心持ち開いているのから、俺は目が離せない。
食い付くように、首を落として、チャニョルは俺にくちづけた。
すごく激しいキスだった。
俺は手を後ろに付き、台の上の化粧品類を次々となぎ倒した。
ガラスの割れかねないような音が、部屋中に響き渡る。
ぢゅば、ぢゅば、という音が、チャニョルが俺の舌を離すたび鳴った。
俺は舌をもぎ取られるのかと不安になる。
チャニョルも台の上に両手を付き、仰け反る俺に覆い被さるように、キスし続けた。
俺は切れ切れに言う。
「……あぶねーって……。誰か、来るって……」
そうしてなんとか体勢を整えようとするが、チャニョルの体がそれを阻む。
ぐいぐいと股間を押し付けられ、俺も舌への刺激とそのすり付けに、徐々に体の中心へと熱を溜めていた。
しかし、当然、不安は消えない。
今にも勢いよくドアが開くのではと、気が気じゃなかった。
ドアの方ばかり見た。
「……ちゃにょ、」
もごもごと声を食べられ、俺は力の限りチャニョルの両肩を押した。
するとふわりとそれは離れた。
呆気に取られた俺を尻目に、チャニョルはさっさと自分の鞄の方へ向かい、なにかを握って、ついでに入り口の錠を下ろし、あっという間に俺の目の前に戻って来た。
俺は赤い肌と尖った乳首、膨らんだパンツを晒して、台にもたれたまま突っ立っていた。
酸欠気味で、はあはあと呼吸をしながら、眉尻が困ったように下がっているのが自分で分かった。
チャニョルは俺から目を離さず、私服のダメージジーンズを勢いよく下ろし、パンツも下げた。
あのボトルから中身を押し出す。
そして液に浸った手の指を、俺をくるりと台に向けさせ、手を付かせ、そのまま苦もなく侵入させた。いっきに3本。
「ふああ」
俺は自分の顔を見ながら、アナルを犯された。
その表情のだらしなさに、思わず目をつむる。
周りの化粧品はますます自立が難しい。ガシャガシャと倒れていく。
指の抜き差しはすぐ終わり、チャニョルはためらいなく自分の指をペニスに換えた。
ぬるるる、とかすかな抵抗をしつつもスムーズに中に収まり、チャニョルははああと、息をはく。
俺も、ああ、と懐かしさのような感情とともに、その感触を味わう。
この窮屈さも、今はもう親しいものだ。
ぐんぐん中を突いてくる。
俺は台の上に腹ばい状態で、自分の体の揺れを感じる。
台の縁に先がこすれ、申し訳なさと気持ちよさで閉じた目を更に強く閉じた。
時間のなさにチャニョルは常よりずっと、いき急ぐ。
俺の額に手を置き、そこを抱えるようにして、より深く俺の中を打ち付ける。
ムチウチになりそうだ、と思いながらも、そのやりかたがいやじゃない自分がいる。
どんどんスピードは上がり、チャニョルは台の上にあるティッシュを引き出す。
その音に、俺は腕が長いっていいな、と牧歌的な感想を抱く。
ずるんと中から杭を抜かれる。
「んあっ」
口から声を漏らす俺の背後で、チャニョルがティッシュに吐き出している。
俺は目を開け、鏡の中のその光景を確認する。
びくびく体を折りながら、顔をくしゃくしゃにするチャニョルはなんだか滑稽で、無意識に口の端が上がる。
ひとしきり出し切ると、チャニョルはティッシュを丸めて台に置き、俺を自分に向き直らせた。
そして座り込み、俺の濡れたペニスをくわえる。
慣れたチャニョルは、すさまじいスピードで俺を高みに引き揚げる。
俺は腰が抜けそうになりながら、震えて台に手を付いている。
穴にぐっと指を入れられ、ぐにぐにかき混ぜられながら、竿も口の中で舌でぐにぐにと混ぜられた。
「あっ、んあっ、あっあっ」
強烈な快感に甲高い声が上がる。
駄目だ、と我慢した瞬間、その抑えたことによる力みで、いっきにそれは、来た。
俺は両手で口を押さえた。
んぐーっ!!んぐーっ!!と言いながら、俺はぐらぐら体を揺らした。
チャニョルは口ですべて受け止める。指を入れたまま。
そのまま余韻を楽しむわけにもいかず、俺から体を離すと、チャニョルは水道で手を洗い、自分の服を整え始めた。
不安定な体をなんとか立て、俺もとにかく前を留めようと、のそのそ動く。
尻の穴をティッシュで拭き、パンツをきちんと履くと、台の上の乱れを直し、縁を綺麗に拭き取った。
チャニョルは鍵を開け、残ったコーラを飲み干す。ぷはー、と、息をつく。
さて化粧を落とすか、と半目で考えたとき、扉が開いた。
続々とメンバーたちが入ってくる。疲れ切った顔をして。
それ以上に疲れた顔のマネージャーを最後に、扉は閉まった。
途端に部屋は喧騒に満ちる。
わーわー言いながら衣装を脱ぐ奴らに背を向け、俺は台の上のクレンジングを探す。
気付くとチャニョルが真後ろにいる。
コーラの口を閉めながら、ぼそりと呟く。
「今夜、行くから」
確かに、今日、少しだけ余裕はあった。
メンバーは次の予定がある者もいる。
だが、その限りのなさに、俺は喉が詰まるような思いがする。
チャニョルはもう、皆の中に混じっている。
結構、やばかったな。
俺はかすかにそう思うが、その深刻さを受け止めぬまま、化粧落としの蓋を開けた。




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  • ミス・レモン
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