海の底、森の奥

- EXOの二次創作とオリジナルのBL小説を中心としたブログです。R18表現あり。お気軽にどうぞ。

20170620

ふたりの会話1(東方神起・リアルショートショート)
「チャンミン」
「なんですか」
「あのさ、俺ってかっこいい?」
「は?」
「俺ってかっこいいかな?」
「それ俺に聞いてんですか」
「そりゃそうだろ」
「そうですか」
「で、どう?」
「そうですね、まあかっこいいんじゃないですか。あんまり太ってるとあれですけど」
「そっか。気を付けるよ」
「そうしてください。仕事に障るんで」
「じゃあさ、俺って可愛い?」
「は?」
「だからさ、俺って可愛い?」
「それ質問ですか」
「そうだよ。そうでなかったらなんなんだよ」
「そうですか」
「でさ、どう思う?」
「そうですね、可愛くはないですね」
「そう?やっぱそうだよな」
「はい。兄さんって別に可愛いって見た目してませんよね」
「そうか」
「はい」
「じゃあ、じゃあさ、…俺と、……俺と、………ああいう、ことすんのって、俺が、かっこいい、から?」
「ああいうこと?」
「…うん」
「ああいうことってなんですか」
「ああいうことはああいうことだよ。わかんだろ」
「分かりませんね。なんですか」
「…だから、……だから、あれだよ。………キス、とか、…そういう……」
「キスですか」
「そ、そうだよ」
「別にしたいわけじゃないんですよね」
「あ?」
「兄さんにキスしたいわけじゃないんですよ。俺キス自体が好きなんでしかたなく」
「…しかたなく…?」
「はい。兄さん髭濃いし煙草臭いしきついですよ。もっと気を付けてくださいよ」
「…ごめん…」
「今後に期待しときます」
「…ってそういうことじゃないんだよ。なんだよ、したくないのにするって。キスどころじゃないし、してんの。だいたい、俺がかっこいいからそういうことしてんのかって聞いてんだよ」
「何言ってんですか、違いますよ」
「え」
「客観的に見てそう言っただけで、別に兄さんのことかっこいいと思ってないですよ、俺自身は。だいたいかっこいいからやるっておかしいでしょ。俺ゲイじゃないし」
「じゃ、あ、俺となんで、すん、だよ」
「まあライブと酒のせいで一回しちゃったからですよね」
「…そう…だけど…」
「そのあともやっちゃってますけど、兄さんがかっこいいとか可愛いとかって理由でしてるわけじゃないですよ」
「………じゃあ、なんでだよ」
「なんつーんですかね、征服欲ってんですかね。彼女とやったりすんのと全然違う感覚なんですよね」
「…せいふく、よく…」
「軍服とかそういうのが好きってことじゃないですよ」
「……うん」
「でかい男を屈服させてる感がたまんないんですよね」
「…くっぷく…」
「はい。なんかやめられなくなったって言うか」
「……やめられないのか」
「そうなんですよ。困ったもんですよ。彼女作らなくて済んじゃうし」
「…俺のせいで作ってないのか」
「そうですよ。責任取ってくださいよ」
「責任?」
「はい。これからも付き合い続けるわけですけど、兄さんの努力が必須なんですよ」
「…その…付き合いって、どういう…」
「とにかく今夜また、頑張ってみてください」
「…がんばる?」
「はい。かっこつける必要も可愛子ぶる必要もありませんけど、髭を剃って、よく歯を磨いといてくださいね」



おわり



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20170622

ふたりの会話2(東方神起・リアルショートショート)
「…相談なんだけどさ」
「なんですか、気まずそうに。また太ったとかですか」
「ちげーよ。見た感じそうでもないだろ。だいたいお前見てるし触ってるだろ裸。…そーじゃなくて、あの…あの、俺、さ、ずっと考えてたんだけど……俺も、チャンミンに、…その……」
「なんですか」
「その…だからあれだよ。あれするときさ、俺が、チャンミンに、……したいん、だけど、駄目、か?」
「何をですか」
「わかんだろーよ」
「分からないですね。何をなんですか。はっきり言ってください」
「だから。………い、……いれたいんだよ」
「は?」
「お前な!!!入れたいっつってんだろ!!聴こえただろ!」
「そんな大きな声出さなくても」
「あ、ごめん…。ってお前がそんなふうな態度取るから」
「だってもごもごもごもご言われてもね」
「とにかくもう聴こえただろ。…で?……だ、め、か?」
「上目遣いきもいんでやめてください。俺に入れたいんですか」
「…うん。………きもいとか言うなよ…」
「やですよ」
「…やっぱか?」
「はい。そんなとこに兄さんの入れられたくないっす。いくら兄さんのそんなに大きくないと言っても」
「おまっ…馬鹿にすんなよ!」
「事実ですからね。そんなに気にしなくてもいいですよ。俺くらいしかそこに関係する人いないわけだし」
「なっ…。…んなんだよもう。お前はほんとひでーな。昔は天使みたいだったのに」
「泣き真似しないでください。俺は今でも天使ですよ」
「どこがだよ」
「可愛い顔でしょ?」
「確かにそういう顔立ちだけど」
「優しいし、思いやりもたっぷり持ってますよ」
「そ…れは…そうとも言える……けど、俺とふたりのときは…ちげーよ……」
「俺が可愛いからやりたいんですか?」
「ちっ…げーよ。いや、チャンミンの顔好きだけど……。…俺だって男だから、好きな相手に…そういう、こと、したくなるんだよ」
「…へえ」
「…そういうときのお前の顔、見てみたいって、言うか……」
「もじもじしないでくださいよ。きもいなあ」
「…お前また」
「なるほどね。分かりましたよ」
「…そうか?」
「はい。でも入れられること了承したわけじゃないですよ」
「…なんだ」
「まあ、兄さん次第ですね」
「え?」
「兄さんがこれからどれくらい俺を満足させられるかに掛かってます」
「は」
「それ如何で、兄さんと俺の役割交代を検討しますよ」
「…お前の満足って…胃袋とおんなしで底なし…」
「そうですよ。だから覚悟しといてくださいよ。兄さんが望んだんですからね」



おわり




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20170623

ふたりの会話3(東方神起・リアルショートショート)
「あー振り付け覚えらんねー」
「まじですか。まだ覚えてないんですか」
「だって変更が多いし複雑でさー」
「それにしたって遅いですよ。昔からそうでしたけどここのところひどくなってますね」
「うー…。やっぱそう?」
「年ですね」
「言うなよお」
「事実ですからね。直視してください。皆に迷惑掛かりますし。特に俺に」
「ごめんって」
「顔覆っても駄目ですよ。努力してくれないと。ユチョン兄さんほど早く覚えろとは言ってないんですから」
「…あいつは早かったよなあ。どうなってんのかと思ったもんな頭」
「すぐ忘れますけどね。でもあれは見るたびすげーなと思いましたよ。あの兄さんはほんと勘がよかった」
「ほんとだな。ユチョンだけじゃなくみんな俺より早くてなー俺切ねー」
「と言うか兄さんが遅すぎなんですよね。でも覚えたらあれこれアレンジするし、やっぱいちばん映えるダンスしますから、みんなそれでまーいっかってなっちゃってますけど」
「なんか褒められてる気がしない…」
「褒めてるだけじゃないからそうでしょうね」
「はー。どうしたらいいんかなあ」
「脳トレとかしてみたらどうですか」
「のうとれってなんだ」
「脳のトレーニングですよ。計算とかいろいろすんですよ」
「やだっ。なんだそれ」
「でもしないとどんどん馬鹿になりますよ」
「でもやりたくない。なんか他の方法ないのか」
「どうでしょうねえ。頭にいい食べ物食べたり」
「たとえば?」
「青魚とか?」
「ふーん…」
「あんまジャンクなもの食べすぎず、食生活に気を付けてみたらどうですか」
「そーだなあ。うん。そうする」
「体型維持にもなりますし。健康にもいいですし、いいこと尽くめですよ」
「確かに!さすがチャンミンだな」
「誰もが知ってて、そうしようと日々努めてることですよ」
「…そっか…」
「とにかく、すぐに効果はないでしょうから、しかたないんで今回は振り覚えんの手伝ったげますよ」
「えっまじで」
「はい。俺困るんで」
「さんきゅーチャンミン。まじ嬉しー」
「その代わり」
「ん?」
「今日夜なんでも言うこと聞くんですよ」
「え」
「練習でどんなにへばってても、俺の言うこと全部聞くんです。やだって言ってもやめませんよ」
「やっ、だったら俺ひとりで…」
「さっ、それじゃやりましょうか。全部覚えるまでやめませんからね」
「チャンミン」
「夜が楽しみです」



おわり


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20170624

ふたりの会話4(東方神起・リアルショートショート)
「腹減ったなあ」
「そうですね」
「なんか食いてー」
「そうですね」
「チャンミンなんか作れよ」
「やですよ」
「えー頼むよ」
「めんどーくさいっす」
「んなこと言うなよ」
「出前頼むくらいはしますよ」
「やだ。今出前食べたくない」
「なんでですか」
「できたてのが食いてーんだよ。そこでできたのをすぐに食べたい」
「何我儘言ってんですか」
「だってそういう気分なんだよ」
「じゃあ自分で作りゃーいいでしょ」
「やだよめんどくせー」
「さいてーですね」
「チャンミン作れよ」
「俺だってめんどくせーって言ってんじゃないですか」
「お前上手いじゃん」
「上手くはないですよ。ふつーなだけです」
「作れー作れ作れ作れー」
「うるせー」
「こんなに兄貴が頼んでんのに作んねーのかよ。頼み甲斐のないやつだな」
「どんな神経してんですか」
「凝ったの作れとは言わないから作れよたまにはー」
「あーしつっこい。いいですよ、分かりました」
「まじで!?」
「そういう意味じゃないです。兄さん、じゃんけんしましょう」
「じゃんけん?」
「はい。俺が勝ったら何か出前を頼む。兄さんが勝ったら俺が何か作る」
「えー…うん、まあ、分かった」
「それじゃ」
「じゃん、けん、」
「ちなみに兄さんが勝ったら俺がメシのあと兄さんを好きにしますから」
「ぽん、あっ勝った!!!え?」
「負けちゃったなあ。しかたない。作りましょう」
「え、チャンミン、え?」
「精の付くもの作んないとな。なんか辛いもんもいーですね」
「チャンミン、好きにって」
「いいでしょ兄さん。腹いっぱいになって気持ちいー思いすんですから。正に勝ちって感じですよね」
「…気持ちいーってだけじゃねーだろ…」
「そうでないと俺だけ割食いすぎでしょ」
「だ、だったら出前でも俺いーかなって…」
「よーし俄然やる気出てきた。うまいもん食ってたっぷりやってぐっすり寝るとしましょう。あはははは」



おわり



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20170625

ふたりの会話5(東方神起・リアルショートショート)
「ヒチョル兄さんに誘われたー」
「何にですか」
「呑みに」
「へえ。行くんですか」
「日本に来るらしくてさー」
「また来んですか」
「楽しーみたいだからなあ」
「そーでしょうね。なんか年々趣味がひどくなってますしね」
「お前の知ってる俺の知らない旨いラーメン屋連れてけって言われた」
「そんなのないんじゃないですか。兄さんにそんなの聞くなんてヒチョル兄さんも大概なあ」
「やっぱそーかな。じゃあチャンミンの知ってる店みんなでいっしょに行こーぜ」
「えー。やだなあ。あの人ほんとどうしようもない話ばっかすんですもん」
「お前なあ」
「メンバーとか仕事の話ならまだいいんですけど、アニメとか趣味の話になるときっついんですよね」
「まーそうだけど」
「兄さんなんかちんぷんかんぷんでしょ」
「そーだなあ」
「そもそも仕事に対するスタンスもまるっきり違うのに、友情って不思議っすね」
「兄さんいー人だからさあ」
「それは確かに。でもまあそんなわけでひとりでどーぞ」
「じゃあラーメン屋だけ教えろよ」
「えー。俺だけの秘密なんですけど」
「いーじゃねーかよそんくらい」
「だって鉢合わせとかしたくないじゃないっすか」
「いーだろー別に」
「やですよ。会わせたくないですよ兄さんを。俺の連れに」
「なんだよそれ」
「話合わないっすもん」
「そんなことないかもしんねーだろ」
「いえ、そーです。申し訳ないですけど、確実です」
「なんだよ…傷付くな…」
「兄さんの友達と俺も気が合わないですから仕方ないですよ」
「そんなことねーだろ?」
「何度か会いましたけどひとりとしていませんでしたよ、合う人」
「そー…だったのか?」
「はい。そんなもんですよ」
「そーかなあ…」
「みんながみんな仲良くなれるわけじゃないですから。兄さんそう思ってる節ありますけど」
「…や…まあ…」
「まあラーメン屋一軒くらいならね、教えてあげましょう」
「え、いいのか?」
「はい。ここミンソクに教えてあげようと思ってましたけど、ヒチョル兄さんに譲りますよ」
「え、ミンソクに聞かれたの?お前」
「いえ。ミンソクそんなこと聞きませんよ。あいつ俺らの前だとほとんど口利かないでしょ、自分から」
「そーだなあ。もっと話しゃーいーのに」
「緊張してんですよ。気ぃ遣いですし」
「嬉しーけど、なんかこそばゆいな」
「ただの先輩ってだけじゃないみたいですからね、俺らに関しては。五人の頃とか多分めっちゃ見てたでしょ、世代的に」
「そーだなあ。俺ら見て事務所入ってくるってのまだ実感ねーなあなんか」
「もうどんどんそうなりますね。年食うわけです」
「じじいみたいなこと言うなよ」
「兄さんなんかすっかりおっさん入ってますし」
「なんだとー」
「まじですよ。気を付けてくださいよ。そうでないとこれからもっと老けますよ」
「…わあってるよー」
「どうですかね。そんなわけでミンソクが今度日本来るとき行ってみろってことで教える気だった取って置きのラーメン屋を兄さんたちに進呈します。感謝してください」
「わりーな。だったら俺が自力でなんとか…」
「いいですよ。まだストックありますし」
「さんきゅー。助かる」
「代償に何か兄さんからもらえるはずですしね」
「え、俺から?」
「はい。物じゃなくていいんですよ。体で返してもらいます」



おわり


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20170626

ふたりの会話6(東方神起・リアルショートショート)
「ねみー」
「どしたんだよ」
「朝まで飲んでたんです」
「まじかよ。わけーな」
「今日休みだからってちょっとやっちゃいましたね」
「誰と飲んでたんだよ」
「いろいろですよ。知ってるのや知らないのと」
「へえ。男だけか?」
「いいえ、女の子いましたよ」
「可愛かったか?」
「結構可愛かったっす。キュヒョン目がらんらんとしてましたし」
「まじかよ。あいつもやるな」
「ミノがいつもどおりいちばん可愛いのと話し込んでましたけど」
「ああ。そうか」
「やっぱあんだけ呑んで寝ないと堪えるな。兄さんなんでうちいるんですっけ」
「約束してただろ!」
「そうでしたっけ」
「そうだよ!むしろお前が言いだしっぺだよ!」
「そーだったかな。こんな早くに?」
「早かねーだろ。今三時だぞ」
「だってメシでしょ。約束って多分。夜の」
「映画観に行くって話だろーが」
「これから?」
「そうだよ。まじで忘れてんのかよお前」
「ああ、あれか、流行ってるあれ観に行くのか」
「そうだよ。情報収集のためにも行っとかないと兄さんってお前が言ったんだぞ」
「そーでしたねえ」
「だからもう行かねーとやべーぞ」
「分かりましたよ。着替えます」
「早くしろよ」
「兄さんにせかされるとムカつくな」
「お前が悪いんだろ!」
「はいはい。すいません」
「…ここで脱ぐのかよ」
「自分ちのどこで脱いだって俺の勝手でしょ」
「……チャンミン」
「はい」
「お前首の付け根のとこ……」
「なんですか」
「…それ…」
「え?」
「き、………すまー、くじゃね?」
「は?キスマーク?」
「……うん」
「見えないからなあ。付いてますかそんなの」
「うん。……多分そうだと思う」
「まじですか。そうか」
「うん」
「……兄さんどうしたんですか。着替えましたよ、行きますよ」
「…お前、なんも言わねーのな」
「何をっすか」
「さっきの……あれだよ」
「あれ?」
「……キスマーク」
「ああ。誰が付けたかって?」
「………うん」
「だって覚えがないんですから。説明しようがないですよ」
「き、のうのって…ことか?」
「そうじゃないですかねえ。途中からちょっと記憶があいまいなんですよ」
「なんか、そういう、感じになった子……いたのか?」
「結構来る子がいたんですけど、あんまりタイプじゃなかったんで放っといたんですよね。でも気付くと近くにいたからその子かもな」
「……へえ」
「それくらいですよ言えるのは」
「…お前そんなの付けられてるってことは、他にもなんか、…したんじゃねーか」
「覚えてないっすけど可能性はありますね。でもどうでもいいですよ、顔すらもう定かじゃないし」
「気を、付けねーと…いろいろ……」
「そうっすね。まあもうあんな感じで飲むこともないですよ。さすがに年齢的にきついっす」
「そっか…」
「はい」
「…じゃあ」
「兄さん」
「なんだ」
「やきもち焼いてんですか」
「やっ…いてねーよ別に。心配しただけだよ、写真だのなんだのさ」
「まあ確かにそれは困りますけど向こうも仕事柄多分平気ですよ。焼いてんですねえ」
「ちげーって」
「キスとかしたかもしれないですもんね」
「知らねーよ」
「舌とか入れちゃったかも」
「知らねーって」
「兄さん初めて俺とキスしたときのこと覚えてます?」
「なっ……」
「あれいつでしたっけ?子供みたいなときでしたよねえ。兄さんだけじゃなくてみんなに一度ずつはされてっかな」
「ごめんって。若かったからさ。それにお前が可愛かったから」
「ほんとなぶり者にされましたね」
「いや、それほどじゃないだろ。でも悪かったよほんとに」
「それなのに俺が知らないうちにキスマーク付けられてただけでそんなに怒るんですね…。俺だって好みでもなんでもない女からこんなことされてきもいってのに…」
「悪かった。怒ってなんかねーよ。心配しただけだって」
「俺といつもやってるようなこと想像しちゃったんですか」
「…チャンミン、俺後ろドアだから」
「そうなんですか?あんなふうに触ったり、舐めたりしたのかなって?」
「背中にドアノブ当たってるから」
「どうなんですか?」
「ああっ、したって!!これでいーか!?いてーんだよ、背中!!」
「そうですか」
「…なんなんだよその笑顔」
「映画やめにしますか今日」
「え」
「まだ日も暮れてないですけど、少しは若さの残ってるうち、昼日中から盛りましょうか」



おわり



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20170627

ふたりの会話7(東方神起・リアルショートショート)
「天気わりーな」
「そうですね」
「明日の撮影ロケだろ」
「はい」
「これ続いたら延期かな」
「どうでしょう。今日中にやむって朝予報で聞きましたよ。それにスケジュール的に延ばさないんじゃないですか」
「そっか」
「休みたいんですか」
「雨天延期なら、それはそれで嬉しいからな」
「でも食事制限も長引きますよ」
「まあ、そうだけど」
「今だって食べたいもの兄さんかなり我慢してるってのに」
「お前はそんな俺の前でも遠慮せずに好きなもん食うしな」
「なんで兄さんに遠慮しなきゃなんないんですか」
「肉食いすぎなんだよ」
「そんなことないです。いつもより減らしてますよ。撮影は俺だってあるんですからね」
「まあそうか。お前いつももっと食うか」
「そうですよ。まあしかたないですね、仕事ですから」
「確かに我慢する期間は延びるけど、明日休みならなあ。そうなったらお前何する」
「なんでしょうねえ。食べに行くのはよしときたいですからうちでごろごろしますかね」
「出掛けねーのかよ」
「出掛けたら腹減って旨いもん食いたくなりますから。そんで呑みたくなりますから」
「お前は揺るがないな」
「人生における楽しみでしょ」
「まあそうだなあ。お前の言うとおりだな。でも俺は遊びに行きてーよ。食いもんは堪えて、なんだろな、泳ぎにとか」
「プールですか」
「ウォーターパークとかいいなあ」
「ばれますよね」
「でも平日だし、ゴーグル付けてりゃさあ」
「友達とっすか」
「おー。なんとか捕まえられるやつ見っけてさ」
「会員制のとこ行きゃいーんじゃないですか」
「スライダーとかねーじゃん」
「はあ」
「あー行きてーな。お前そんなふうなことしたくない?」
「そんなには。泳ぐならジムで泳ぎますし」
「彼女とか連れてったことねーの」
「そんな暇と環境がどこにあったんですか。俺何歳からこの世界いると思ってんですか」
「そ、…だな。ごめん」
「まったくですよ。自分はそうして遊んだ十代だったかもしれませんけどね」
「悪かったよ」
「まあ別にそんなにうらやましいとは思いませんけども、兄さんの青春を」
「なんでだよ」
「兄さんのように俺は生きてませんからねえ」
「どういう意味だよ」
「夢追い人って言いますかね、兄さんは」
「…まあ、夢は大事だからな」
「彼女たちも大変でしたでしょうね」
「…そうだなあ、まあ、あんまり胸を張れた付き合いではなかったかもなあ」
「そんな自分をでも好きでしょ、兄さんは」
「はあ?」
「兄さんは彼女たちより仕事って言うか、ダンスだからな」
「…それは」
「図星でしょ」
「そんなこと…」
「やっぱもう一皿頼もうかな」
「お前話の途中だろ」
「あ、すいません。これもうひとつ。え、なんか言いました?」
「…いや、いいよ」
「まあそんな人もいますよね。と言うか男はある程度の割合そうだと思いますよ」
「……そうかな」
「はい。あんまりいいことではありませんけどね。反省しなきゃいけないと思いますよ。でも特殊な職業でもありますからね、俺たち。必死こかねーとやってけませんからねえ」
「まあな」
「いつも俺働きづめなんで、だからもし明日休みになったら休みたいってわけですよ」
「そうだなあ」
「窓びっしょびしょですね。ほんとにやむのかこれ」
「やまなかったら…」
「兄さんの過去なんか全然うらやましくないですけど」
「あ?」
「今兄さんは俺だけしかいないって分かってるのは結構優越感ありますよ。微妙な気持ちもありますけど、相当」
「な、なんだよ」
「一応アイドル様ですからねえ。U-Know、ですか」
「お前な」
「俺最初最強って名前付けられたときどうしようかと思いましたよ」
「いいじゃねーか最強」
「どこがですか。馬鹿丸出しでしょ」
「今だったらはっきり拒否するだろうなあ、お前」
「その頃の俺にはそんなこと不可能でしたよ。そのおかげでいまだに俺は最強・チャンミン様ですよ」
「ははは、ぴったりだな」
「水ぶっ掛けますよ。ユノユノ様」
「やめろ」
「本気でいやそうな顔しましたね」
「仕事じゃねーんだぞ、今は」
「そうですね。今は俺のユンホさんですよ」
「なっ」
「色黒なのに赤くなるのって分かるもんですね」
「赤くなってなんかねーよ」
「中学生みたいな反応しますね相変わらず」
「いい加減にしろ」
「あ、来た来た。ありがとうございます」
「…うまそうだな」
「はい。兄さんは駄目です」
「わあってるよ」
「明日休みだといいですねえ」
「だな」
「もしそうなったら」
「ん?」
「うちに来てくださいよ」
「…え」
「雨降り眺めながらユンホさんの今を俺がいただきますんで」



おわり




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  • ミス・レモン
ようこそお越しくださいました。
EXOのメンバーを登場人物にした二次創作BL小説や、オリジナルのBL小説、好き勝手なことを綴った雑記などを置くブログでございます。
内容を読んでのコメント、メッセージなど、いつでも心よりお待ちしております。
よろしくお願い致します。

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