海の底、森の奥

- EXOの二次創作とオリジナルのBL小説を中心としたブログです。R18表現あり。お気軽にどうぞ。

20200718

ごあいさつ
こんにちは!

拙ブログ「海の底、森の奥」にお越しくださいまして、誠にありがとうございます。

私、フェリシティ檸檬と申します。
ここの登録では名前をミス・レモンとしておりますが、お呼びになる際はどちらでも一向に構いません。

今まで別のブログサイトにて活動を行ってきたのですが、先日ブログ引っ越しを決め、こちらのFC2ブログ様にやって来たばかりでございます。

はじめましての方も、これまでお付き合いのあった方も、新しいブログとの付き合いの始まりは、その仕様などでもいろいろと困難や不便が生じることもあるかと存じます。私自身もそうであるように、皆様のお好みがございますので。
しかし、私といたしましては、そういったことを気にせず来てやってもいいよ、というお気持ちになっていただけるよう、一生懸命お話を書いていきたいと決意する所存でございます。

このブログはEXOという韓国男性グループをモチーフにしたBL小説を綴ったものが主体でございます。
性的な表現は大なり小なり出て参ります。
ですがお話自体は至って普通の小説と同じでございまして、読書がお好きな方、BLがお好きな方、EXOがお好きな方、さまざまな方にお読みいただければなと考えております。

お読みになってのご感想はいつでも大歓迎でございまして、是非たくさんの方とお話ししたりしたいものだと思っております。
小説と関係ない、たとえば日記などをお読みになってのお気持ちなども、構えずにコメントやメッセージをいただければ、喜んで読み、お返事させていただきます。
どうぞお気軽にご連絡くださいませ。



このブログ内で書かれているお話は、2016年9月2日現在、



リアル第1期
・シング シング シング(完結)
・人さらいの条件(完結)
・受容について(完結)
・束の間から(完結)
・憂鬱のすきま(完結)
・俯瞰の角度(完結)
・グレーゾーン(完結)

リアル第2期
・心中の道連れ(完結)
・慈雨、降りそそぐ(完結)
・砂糖壺に落ちる (完結)
・来訪者は真夜中に (完結)
・ことの共犯 (連載中)


パラレル第1期
・ボナペティ(連載中)



その他 短編



となっております。



リアルの第1期と第2期の違いは、それぞれの世界がその中で回っており、ふたつは関係なく、別物であるということでございます。
ですので、カップリングは第1期内、第2期内で完結して存在し、物語ごとに相互関係が発生しております。
大した意味合いはないのですが、私自身がカップリングをたくさん作りすぎることにリアリティ的な拒否反応を感じるタイプであるため、こういった制作のかたちとなっている次第でございます。
また、短編はどの時期にも基本的にはあまり関係のない、独立した小品でございます。
お箸休めにどうぞ。

お話はカテゴリごとに1話から始まるよう設定されております。
過去の物語をお読みになる際はカテゴリから選択されると便利かと存じます。

※旧ブログ内に東方神起などの未完の話がまだ残ってございますが、今のところこちらに移行する予定はございません。
なんらかのご要望がある場合はどんなかたちでも結構ですのでご一報くださればと存じます。
→追記 2017/4/23
東方神起の長編(連載中・未完)を移動させ、こちらで公開いたしました。
ご興味のある方は、途中のもので申し訳ありませんが、よろしければどうぞ。


私はもともといわゆるアイドル好きというわけではなく、私のアイドルを申し上げるならば、手塚治虫、マイケル・ジャクソン、レスリー・チャン、浅田真央であったりいたします。
マイケル亡き後の後継として東方神起5人時代の終わりに彼らを見るようになり、それ以降K-POPで好きな曲を見付けることがひとつの趣味となったのですが、その流れで友人に教えてもらった「growl」で、EXOを知りました。
その楽曲のクオリティの高さと練られたパフォーマンスに感銘を受け、メンバーの人柄にも親しみ、同じ友人からブログに誘われた結果、こうして小説を書き始めた次第でございます。
そういうわけでEXOのファンというと、少しおこがましいくらいあまり知識のない私でございますが、私なりの彼らのお話を、自身も楽しみつつ、皆様にもそれを共有していただけるよう、精一杯続けていきたいと考えております。

どれかひとつでも、ワンシーンでも、お読みになってなにかを感じていただけたら本望でございます。


どうぞよろしくお願い申し上げます。



フェリシティ檸檬



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20200108

【一欄】人気投票
おひとり様、一回ずつ、コメント欄に日付だけでもご記入の上、ご投票いただけると大変に励みになります!
どうぞよろしくお願いします!
(コメント欄、可能であれば何かひと言でもご感想をいただけるとことさらに喜びます!)





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20190108

【お知らせ】年末年始企画の人気投票について




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上記の通り、2016年末、2017年始めに行った企画作品の人気投票を行わせていただきたいと思います!
コメントも併せてくださるとより一層嬉しいです。
もしよろしければご参加くださいませ。
よろしくお願いいたします!



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20180214

【お知らせ】バレンタイン企画人気投票について
おひとり様、一回ずつ、可能ならコメント欄に日付だけでもご記入いただいた上、ご投票いただけるととっても嬉しいです!
よろしくお願いいたします!






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20170623

そう感じるか否かはその方次第
こんばんは。
暑い金曜日でした。
フェリシティ檸檬です。

今ひとりで飲みながらこれを書いております。
ほんとうのところ眼精疲労でやばいんですが、なのでこんなもの書いている場合ではないのですが、本を読んだり雑誌を眺めたり映画やドラマを見たりする気になれませんもので、そして話を書くにはちょっと体力がございませんので、皆様とお話したいなと思い出てまいりました。

こうしてつれづれを書くのは久しぶりな気がします。
このところ忙しくしておりまして、明星を予約投稿しておいたのはそのためもありましたので、ブログに基本手を付けられていない状態でございました。
先日ようやく目処がつき、ちょっとした掌編なんかを上げてみたり、短編をまた日に分けてお届けしてみたりしているわけですが、楽しんでいただけておりますでしょうか。

特に東方神起のショートショートは拙ブログにしては熱い反応をいただきまして、まったくそんな予想をしていなかった私は驚いて目を丸くしておりました。
コメントをくださった方々、まことにありがとうございます。
東方神起のみのファンでらっしゃるという方からのお言葉は初めてでございました。
大変嬉しかったです。ご返信は溜まったものを順にお返ししていく中でお返しいたしますので、今しばらくお待ちくださればと思います。ほんとうに申し訳ございません。
ここで簡単にお返事いたしますと、鍵コメs様、初めまして。まさかあのユノを天使と言われるなどとは夢にも思わず、どびっくりいたしました。
チャンミンはですね、言葉通りのことを思っていると思うのですよ。愛情表現が下手とかそういうことではないのですね。
そうしたことをお書きになっている方をよくお見かけするのですけれど、やはりユノは天然でキュート、チャンミンはツンデレだけど実はユノ大好き、というふうに彼らを見ている方が多いのだなあと実感いたしました。
これまで何度か書いてきたのですけれど、私はまったくそんなふうに思ってませんで、そういうふうにs様をはじめとして読んでくださった方が感じてくださったということは、彼らの姿がそういうふうに目に映るということなのだなあと思いました。私の書いた彼らをいいふうに取ってくださりありがたいです。もしよろしければ今後もこのシリーズは続きますので、お暇つぶしにお使いください。
拍手コメントH様、初めまして。お褒めに預かり光栄です。ほんとにユノは頑張らないといけませんですね。チャンミン大変だと思います。私はこんなに性格の違うコンビというのはお笑い芸人的だなと思うくらいでして、ひとえにチャンミンの努力によって成り立っているグループであるなとしみじみ日々思います。
そんなふたりのこのシリーズ、まだまだ続く予定でございますので、もしよろしければお付き合いくださいませ。

このシリーズの一話目で、ユノがチャンミンに俺かっこいい?可愛い?と聞くのですが、私自身はチャンミンと同じくユノをかっこいいとも可愛いとも思いませんで、それはチャンミンも同様です。
私は基本男性をかっこいいと思いませんで、掛け値なしにそう思い勝手に口をそう突いて出るのはマイケルくらいなものでして、私の中で彼らはズッコケふたり組って感じでございます。
もちろんユノはダンスにおいてたいそう才能があるなとか、チャンミンはポテンシャルは五人の中でいちばんであったとか、そういうことは思うのですが、かっこいいふたりというふうに思うことはないのですね。
それはEXOにも言えまして、彼らをかっこいいと思ったことはないのです。
皆発展途上の方々でして、如何にこれから伸びていくのかというのを真剣に私は見守っておりまして、身体表現によりどれほど感銘を受けられるかがすべてであるのです。
また可愛いということも露ほども思いませんで、それは先日「可愛い」について語ったりもいたしましたし、それを友人がいつ語ってくれるのだろうと首を長くして待っていたりもするのですが、その中で触れた可愛いにも、ふたりとも該当したりはしないのです。
それは見た目だけでなく(もちろん見た目も可愛いとは思わないのですが)、性格や性質に私が可愛いと思う要素がないということなのですね。
ですがどちらもそれぞれ可愛いとおっしゃられるファンの方が大変多くいらっしゃり、私はほんとうに目を見開いて、へえ…!とひとりごちたものでした。
チャンミンは、確かに顔は可愛い顔立ちですけれども性格は結構きついですし、実際あの方はある基準をクリアしていない女性など人間でないみたいな感じで思っていると思いますし、まったく同性に惹かれたりなどされない、ものすごく普通の、真面目ではある男性だと思っております。
ユノは独特な顔立ちをしてらっしゃいますね。あの方の顔を好きかそうでもないかというのは相当別れるであろうなと昔からずっと思っていたのですが、私は後者でございまして、それはほとんど好みの問題でありますのでどうでもいいのですが、彼は表情にそのすべてが表れてらっしゃいますね。チャンミンもそうですが。
不思議なもので人間とは顔や表情に大体のことは出るものでございまして、それは程度が人によって異なりますけれども、強い人は丸分かりになりますね。ユノはそういう人でらっしゃいます。ぽやーっとしてますね。頭の中で言語を組み立ててものを考えてらっしゃいませんね。何度も言及しているダンサーの特性なのか?というような話がここで出てくるわけですが、ユノはカイほど天才肌というわけではないと私は思っておりまして、これは単にそういう方という部分が大きいと考えております。仕事やダンスのこと以外かなりどうでもいいんでしょう。こういう方を可愛いと感じるか否かというのはこれもかなり人によって別れるだろうなと言うか、そうか、可愛いと感じられる方がいるのだなあと、私はカルチャーショックでございました。確かに日本語のあの拙い感じなどがそういう、ぽわぽわ感を増しているかもしれませんけれども、それは外国の方ってだけでございますしね。

あとまた面白いなあと思いましたのは、ユノが可愛いと思われる方はユノを受けに、チャンミンを可愛いと思われる方はチャンミンを受けにされる傾向があるようでございますね。
そういう考え方をしたことがございませんでしたので、それにも驚いた次第です。

これは二次BLというものすべてに言えることになるのですが、こうしたものを書かれている方の多くは彼らで個人的な性的な妄想をされているわけでして、その際にどういうふうに自分を落とし込んでいるかは読ませていただくとおのずと知れることでございますね。
ホミンをお好みの方は、チャンミンになってユノに抱かれるというパターンが多い気がいたしますし、ミンホをお好みの方は、チャンミンになってユノを抱くというパターンが多いように思います。
こうした自己分析をされながら書かれている方はどれほどいらっしゃるのかなと考え、記事を読ませていただきますと、そんなにされていない方が多いのかなという印象です。お話でない記事において、これまでも何度かここで触れてまいりましたが、本気でふたりは付き合っている、ということを書かれている方もいらっしゃったりして、その上でお話を書いているおつもりでらっしゃって、そしてお話を読ませていただくとそれは完全にチャンミンがご自分、ということが往々にしてございますので。ほんとに文字や言葉や書いたお話というのは恐ろしいものでございますね。その方のことが大変に伝わってまいりますので。

性的なものというのはほんとうに奥深いなと私はブログを始めましてからしみじみと思いました。幼い頃からそう思ってはおりましたけれど、こんなに成長してからも改めてそう思うことになるとは想像もしておりませんでしたので。
さまざまな書き手の方、そしてそれを読まれる方がいるのは重々承知しておりますが、書いてらっしゃる方は、どういったものを書かれているのかというご自分の認識だけは忘れずにされているといいのではないかなと勝手ながら思います。

さて、ふたりの会話シリーズですが、この土日ももう予約済みでございます。お昼にアップされる予定です。
そして、EXOの連載も、同じく土日も更新され、ここ二日同様夕方五時半にアップされます。
明星も変わらず朝にお送りいたしますので、朝昼晩と、もしよろしければ他にご予定などがなかったり、お時間が空いてしまったりなどということがございましたらば、お目を通していただけると幸いでございます。

EXOのお話は、つい先日読者様からいただいた「人さらいの条件」から描いてくださったというイラストを皆様にもご覧にかけたのですが、その方からすぐにまたいただいた、シウミンの絵と勝手にコラボしたものでございます。R様、皆様にこちらもお見せすることを許していただきありがとうございます。そしてお話に用いることを相談もせずにしてしまい申し訳ございません。もし気が進まないようでございましたらその旨お伝えいただけましたら外しますので、お手数ではございますが、よろしくお願いいたします。
友人や読者様から非常に好評でして、わたくし大変嬉しく思いました。

私の書いたもの自体は小さなもので、相手が今日レイであると判明したわけですが、それはまた別の、新たな読者様からレイファンだということで、熱烈なコメントを頂戴しましたからでして、また、「来訪者は真夜中に」の番外編を書くとき、もともとは彼らの話にしようかなという構想もありましたので、このふたりの、ちょっとした、でも何か感じていただける掌編になるといいなとしたためた次第です。
そして、このふたりだけでなく、このお話が終わった後もこういったかたちでカップリングを五つ続けたいと思っております。そうです、やめたメンバーも含め、全員を組み合わせて短編を連載するということでございますです。
まだ予定ではございますが、やりたいなあと思っておりまして、基本軽いものになるかとは思うのですが、もしよろしければ日々のちょっとした息抜きにでもお使いくださいませ。組み合わせはお楽しみにお待ちください。よろしくお願いいたします。

友人の企画は面白かったですね~。
私リンクを貼りたくて貼りたくてしかたなかったのですがいかんせん忙しくて叶わず、無念でございました。
今からでも是非遊びに行ってみて下さいませ。
ルハンとスホ、ミノとテミン、特に後半がいいです。ぐっと来ます。

ブログ村のチェックはそんな中でも行っておりましたので、日に何度かそのページを確認するわけでございますが、とほほほほほ、みたいな気持ちにこのところよくなりましたですね。ほんとうになりました。
予定が詰まっておりますのに「ムーンライト」を見に行ったわけでございましたが、真実目が洗われましたですね。同性愛を扱うならこれくらいの心意気がなければいけないですね、本来。ほんとうにロマンティックでありながら切実で、また是非見たい、というかポスターやDVDやCDが欲しいーという気持ちであります。音楽がすばらしくてですね。たいっへん好みでした。
「ブエノスアイレス」の影響がことのほか強く、それが泣けて泣けて。
カーウァイ監督をあれほど感じさせる作品がアカデミー作品賞を取ったことが信じられない思いです。
アカデミー賞は全然気の合う賞ではないのですが、これは近年の中では納得でございました。
ララランドが取っていたら私は今でもぷりぷりしていたことでしょう。


本日の一曲

ナット・キング・コール「キサス・キサス・キサス」


これは私が生涯の一本と呼んでもいい映画「花様年華」の中で印象的に使われている一曲でございます。
聴いているとぞくぞくしていてもたってもいられなくなりますね。
カーウァイ監督のことを語りだすにはちょっと時間が足りませんのでここらへんにいたしますが、もしこの曲を聴かれて気になった、という方は、是非「花様年華」を。
時間がわれわれにくれるあらゆる美と官能が詰まっております。


聴いていたら体が揺れる…
フェリシティ檸檬



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trackback (0) | comment (0) | つれづれ

20170623

スマッシュ 2(リアル短編)
「兄さん」
 上向くとそれはイーシンだった。眉を左右で違う傾斜にし、唇を尖らせるようにしてミンソクを覗き込んでいる。
「起きた?」
「あ、俺、寝てたか?」
「うん、そうだと思う」
「わりぃ。もう集合?」
「ううん。まだ。窓から兄さんが見えたから来てみただけ」
「あ……そうか」
 イーシンは軽い身のこなしで隣に座った。ダンサー連中は総じてそういう印象があるが、特にこいつはそうだなとミンソクは思う。地上からちょっと浮いているように動くと見える。
 顎を上げて目を細め、ふわっとまぼろしのようにえくぼをこしらえイーシンは呟いた。
「きもちいーですね」
 横目でそれを見ながらミンソクは答えた。
「うん」
「どっか行きたくなるなあ」
「そうだな」
 足の脛を膝に引っ掛けるようにしてイーシンはミンソクに顔を向ける。
「兄さんどこ行きたい?」
「さっきサッカーしに行きてーと思ったよ」
 言いながら思わず笑った。子供のようだなと自分で思った。
「そっか」
 目を細め、よりくっきり頬にくぼみを覗かせイーシンは言う。
「サッカーかあ。俺卓球したいなあー」
「卓球?」
「うん。卓球したいって言うか温泉に行きたいです」
「温泉?」
「こないだチャニョルから聞いたんですよー。日本行ったとき温泉宿泊まって卓球して天ぷらとかおいしいものたくさん食べてサイコーだったって」
「あー。なんか言ってたなあ」
「いーなあと思って。卓球なら俺だってできるし」
「お前バスケ好きだと思ってたよ」
「そりゃバスケの方が好きだけど、たまにはそういうのもいーでしょ。温泉入ってお酒飲んで卓球したいでしょー」



つづく


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trackback (0) | comment (0) | 短編〈リアル〉

20170623

ふたりの会話3(東方神起・リアルショートショート)
「あー振り付け覚えらんねー」
「まじですか。まだ覚えてないんですか」
「だって変更が多いし複雑でさー」
「それにしたって遅いですよ。昔からそうでしたけどここのところひどくなってますね」
「うー…。やっぱそう?」
「年ですね」
「言うなよお」
「事実ですからね。直視してください。皆に迷惑掛かりますし。特に俺に」
「ごめんって」
「顔覆っても駄目ですよ。努力してくれないと。ユチョン兄さんほど早く覚えろとは言ってないんですから」
「…あいつは早かったよなあ。どうなってんのかと思ったもんな頭」
「すぐ忘れますけどね。でもあれは見るたびすげーなと思いましたよ。あの兄さんはほんと勘がよかった」
「ほんとだな。ユチョンだけじゃなくみんな俺より早くてなー俺切ねー」
「と言うか兄さんが遅すぎなんですよね。でも覚えたらあれこれアレンジするし、やっぱいちばん映えるダンスしますから、みんなそれでまーいっかってなっちゃってますけど」
「なんか褒められてる気がしない…」
「褒めてるだけじゃないからそうでしょうね」
「はー。どうしたらいいんかなあ」
「脳トレとかしてみたらどうですか」
「のうとれってなんだ」
「脳のトレーニングですよ。計算とかいろいろすんですよ」
「やだっ。なんだそれ」
「でもしないとどんどん馬鹿になりますよ」
「でもやりたくない。なんか他の方法ないのか」
「どうでしょうねえ。頭にいい食べ物食べたり」
「たとえば?」
「青魚とか?」
「ふーん…」
「あんまジャンクなもの食べすぎず、食生活に気を付けてみたらどうですか」
「そーだなあ。うん。そうする」
「体型維持にもなりますし。健康にもいいですし、いいこと尽くめですよ」
「確かに!さすがチャンミンだな」
「誰もが知ってて、そうしようと日々努めてることですよ」
「…そっか…」
「とにかく、すぐに効果はないでしょうから、しかたないんで今回は振り覚えんの手伝ったげますよ」
「えっまじで」
「はい。俺困るんで」
「さんきゅーチャンミン。まじ嬉しー」
「その代わり」
「ん?」
「今日夜なんでも言うこと聞くんですよ」
「え」
「練習でどんなにへばってても、俺の言うこと全部聞くんです。やだって言ってもやめませんよ」
「やっ、だったら俺ひとりで…」
「さっ、それじゃやりましょうか。全部覚えるまでやめませんからね」
「チャンミン」
「夜が楽しみです」



おわり


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trackback (0) | comment (0) | ショートショート〈リアル・東方神起〉

20170623

明星によせて 37(東方神起・パラレル長編)
玄関のドアを開けて、ようやくチャンミンは口を開いた。
「どうぞ」
 落ち着いた、低い声だった。
どうしてかそれを耳にして、ユンホは皮膚が粟立った。身の危険というものに近いものを感じている自覚があった。だが恐怖だけでなく、おかしな恍惚が彼を覆った。だから言われるままに灯りをつけていくチャンミンの後を追った。
二回目であるのに、もう懐かしいとユンホは思った。カーテンの閉まった部屋。灰色というイメージであったが、やはり実際目にしてもそれは変わらない。そこは雨の日の街並みを窓越しに眺めているときを髣髴とさせる雰囲気に満ちていた。
 チャンミンがカーテンと窓を開けた。風を感じ、夜の空がもっと明瞭に見え、ユンホは外と繋がっているということに安心を覚えた。しかし密室も恋しかった。自分の相反する感情に混乱は深まった。
「コーヒー淹れます」
 笑みを少しも覗かせることなくチャンミンは言った。ユンホは、もしかして具合が悪いのだろうかとかすかに心配が頭をもたげた。今まででいちばんチャンミンから表情が失われていた。
 コーヒーメーカーに水を注ぐ音が聴こえた。
ユンホは彼の方を視界に入れてはいなかった。窓の向こうを立って見ていた。また、煙草が吸いたい、と強く思いながら。
緊張しているのだと分かっていた。もともと体を動かしていないということが苦手で、子供の時分、おとなしくしていなさいと何度言われたか分からない。特に緊張が高まると、どこかしらを掻いたり貧乏ゆすりをしたり軽く飛び跳ねたりをしてしまった。今はしかたなく肘を引っ掻いていた。昼間より冷えた風を頬に浴びて。
 こここ、ここ、こここ、という音が部屋に漂った。そして香りも浸透する。
「少し待ってください」
 水飲みますか?と問われ、その瞬間に急激にそうしたいことを悟った。
 うん、と体を向けて応じると、冷蔵庫からミネラルウォーターを出したチャンミンが、大きなグラスになみなみと注いだ。
手渡されるとき指に触れぬよう気を付けた。
火照っていた体に、染み入る水はまことに甘美な喜びをもたらした。
「チャンミン」
 ユンホを眺めて立っている彼に、視線を送らず言った。
「ラジオ聴きたいな」
「…そうですか」
 動く気配を全身で感じ、目の隅に時折彼の姿を入れて、ユンホはラジオがかかるのを待った。



つづく



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20170622

スマッシュ 1(リアル短編)
シウミン

この衣装は結構暑いなとミンソクは思った。
フィッティングをしつつ会議をスタイリストやプロデューサー、ディレクター、スタッフ総出で行っている。コンセプトの見直しをしながら、ああでもないこうでもないと喧々諤々議論は続く。既にメンバー側からの意見は伝えてあり、今日何着目かの服を脱いでミンソクはハンガーにそれを掛けた。
タオルで軽く体を拭いた。そして私服に着替え、部屋から出る。ドアが閉まっても皆の声はまだ聴こえた。それを背に、ある出入り口へ足を進めた。
中庭のようなスペースが広がっているそこは、ベンチがいくつか据えられている。日は明るく、空気は快く、ミンソクはサッカーがしたいなとふと思った。今くらいの時期のこういう日和がいちばんそういう気持ちになる。だだっぴろいところでただただボールを追い駆けたい。気の置けない友人たちと日が暮れるまで。それで炭酸なんかを買って飲む。
ダンスのリハーサルまでの合間だった。一応池なんかもあるそこは、小さくはあるが手の込んだ庭園で、見上げると青い四角が目に入る。紙の剥がれたように雲が浮き、風に乗って徐々に左へとずれている。
 筋肉が乗ってだいぶ太くなった腕がTシャツからはみ出、日焼けするかなと少々危ぶんだ。一応顔も体も日焼け止めを塗ってはあるが、それにそこまで頼りきれない。時期が時期であるし、気を付けなければいけないと思い、日陰のベンチに足を運んだ。
風の道がひとつだけ窓から窓へとできていて、運よくミンソクはその流れの中に腰を下ろせた。汗で湿った髪を乾かすように、少しだけまだ冷たい風が体を撫でるのを目を閉じて受けた。眠ってしまいそうだった。
その白い顔の上に葉が重なり合うかたちの影が乗っていた。ポケットに手を突っ込み、大股を開いて夢に引きずり込まれそうになったミンソクを、何かが急に引き戻した。
 よだれが垂れたかと手の甲で唇を拭きながら目を瞬くと、すぐ手前に人が立っていた。顔が見えぬほどそばにいる。



つづく


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20170622

ふたりの会話2(東方神起・リアルショートショート)
「…相談なんだけどさ」
「なんですか、気まずそうに。また太ったとかですか」
「ちげーよ。見た感じそうでもないだろ。だいたいお前見てるし触ってるだろ裸。…そーじゃなくて、あの…あの、俺、さ、ずっと考えてたんだけど……俺も、チャンミンに、…その……」
「なんですか」
「その…だからあれだよ。あれするときさ、俺が、チャンミンに、……したいん、だけど、駄目、か?」
「何をですか」
「わかんだろーよ」
「分からないですね。何をなんですか。はっきり言ってください」
「だから。………い、……いれたいんだよ」
「は?」
「お前な!!!入れたいっつってんだろ!!聴こえただろ!」
「そんな大きな声出さなくても」
「あ、ごめん…。ってお前がそんなふうな態度取るから」
「だってもごもごもごもご言われてもね」
「とにかくもう聴こえただろ。…で?……だ、め、か?」
「上目遣いきもいんでやめてください。俺に入れたいんですか」
「…うん。………きもいとか言うなよ…」
「やですよ」
「…やっぱか?」
「はい。そんなとこに兄さんの入れられたくないっす。いくら兄さんのそんなに大きくないと言っても」
「おまっ…馬鹿にすんなよ!」
「事実ですからね。そんなに気にしなくてもいいですよ。俺くらいしかそこに関係する人いないわけだし」
「なっ…。…んなんだよもう。お前はほんとひでーな。昔は天使みたいだったのに」
「泣き真似しないでください。俺は今でも天使ですよ」
「どこがだよ」
「可愛い顔でしょ?」
「確かにそういう顔立ちだけど」
「優しいし、思いやりもたっぷり持ってますよ」
「そ…れは…そうとも言える……けど、俺とふたりのときは…ちげーよ……」
「俺が可愛いからやりたいんですか?」
「ちっ…げーよ。いや、チャンミンの顔好きだけど……。…俺だって男だから、好きな相手に…そういう、こと、したくなるんだよ」
「…へえ」
「…そういうときのお前の顔、見てみたいって、言うか……」
「もじもじしないでくださいよ。きもいなあ」
「…お前また」
「なるほどね。分かりましたよ」
「…そうか?」
「はい。でも入れられること了承したわけじゃないですよ」
「…なんだ」
「まあ、兄さん次第ですね」
「え?」
「兄さんがこれからどれくらい俺を満足させられるかに掛かってます」
「は」
「それ如何で、兄さんと俺の役割交代を検討しますよ」
「…お前の満足って…胃袋とおんなしで底なし…」
「そうですよ。だから覚悟しといてくださいよ。兄さんが望んだんですからね」



おわり




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20170622

明星によせて 36(東方神起・パラレル長編)
ナムルを見下ろしてそのようすを思い浮かべていると、チャンミンの声がした。
「チョンさんはどんな子が好みなんです」
 だいぶ赤い顔をしたチャンミンが、喉で音を立てながら七杯目のビールをもう空けようとしていた。とろりとした目の中を飲みつつユンホに捧げている。
それを受けながらユンホは開いたままの唇からあー…と声を発した。
「どうだろう」
 ふっと声を漏らしてチャンミンは言う。
「どうなんです」
「うーん。…いっしょにいて、楽しい子かなあ」
「ほお」
「……可愛い感じの子が、好きかな」
「どんなふうに?」
「…どんな…」
「色白とか、肌が綺麗とか、目が大きいとか、そういうのですよ」
「あ、目は二重が好きかな」
 見つめるその目こそ美しい二重であることに、ユンホはまた感じ入った。
目を合わせたまま囁くように言った。
「…あと…小さい子が多かったかな」 
 数秒、ただ見つめ合った。
微笑んでいたチャンミンの顔からそっと笑みが抜け出、絡んでいた視線は外された。
「そうですか」
「うん」
 その後話題は別に移った。
努力の甲斐あって、ユンホはべろべろになるということはなかった。むしろチャンミンがかなり酔っ払い、上機嫌でよく笑った。
 なんか甘いもの食べたいな、とユンホがメニューを取ると、それをさっと取ってチャンミンは溶けるような染まった顔を見せ、言った。
「うちにあります」
「へ」
「もらいものの、高級アイスクリームが」
 へろへろとした発音でチャンミンは告げ、ふふーと見たことのないような犬のような笑みを広げた。白目を大きくしてユンホはそれを真正面から受け、アイス、と呟いた。
「そうです」
 お勘定、と手を挙げ言うと、チャンミンはさっさと支払った。
「あ、金」
「あー、じゃあうちでください」
 がたがたと立ち上がると、天井に頭が付きそうになる。
「帰りましょう」
 ごちそうさまでしたー、と、シムに話しかけるときのような大きな通る声で振り返りもせず言うと、夜の街に出た。慌てて後ろをついていくユンホを、チャンミンは見もしない。
足取りはしっかりしていた。飲み慣れているのだなと、ユンホは会話を反芻する。
 ただ黙ってすぐそこのチャンミンの自宅まで、ふたりは歩いた。



つづく




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20170621

明星によせて 35(東方神起・パラレル長編)
乾杯して、箸を料理につけながら、ざわめきの中会話した。金曜の夜の活気は、ラジオよりずっと生々しくふたりを包んだ。
ぬるくなってしまっても、じっくりとユンホはビール一杯を飲んだ。その間チャンミンは三杯を干した。
出身のこと、家族のこと、出た学校のこと、友人のことなどを互いに話した。想像通りチャンミンはユンホとは縁遠い育ちと生活をしてこれまで来ていた。シムからも感じ取る、彼の家の者に受け継がれる知性に支えられ、チャンミンの家は豊かだった。だがチャンミンは天真爛漫なおぼっちゃんであるという感じはあまりしなかった。少し余計に頭がよすぎるのかもしれない、とユンホは思った。シムにも、そういうところがある。
流れで、彼女の話になった。
ユンホは大変気になっていた。チャンミンがどういう女性を好むのかは、あまり考えつかなかった。きっと綺麗な女性が好きだろうとは思った。それ以外はさっぱりだった。
「そうですね」
 どんな子だったんだよと聞くと、チャンミンは上目になって黙考した。頬の盛り上がったところがアルコールで上気しているのを、ユンホは返答を待つ格好で見入った。
「飲み歩くのが好きでしたね」
「彼女が?」
「はい」
「ふーん」
「夜出かけるのが好きと言うか。着飾るのも好きでしたし。クラブとかよく行きましたよ」
「へえ」
 黒目がちな目をそれでも白さを増やしてチャンミンに向けると、自分のそれの周りに皺を寄せて笑われた。
「意外って顔しましたね」
「あ…うん。ちょっとそう思った」
「そうですね。僕がクラブが好きってことはあんまないかな。飲みに行くのは好きですけど」
「そっか」
「背が高い子でしたよ。そこがすごくよかった」
「美人なんだろ」
「そうですね。確かに可愛いってよりも美人って感じでした」
 すらりとした、まるでチャンミンのような女性がユンホの脳裏をよぎった。きっとそんなに遠い想像ではないのだろうなと思う。ふたりで並んで歩いたら、人が道を開けそうだ。



つづく



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20170620

ふたりの会話1(東方神起・リアルショートショート)
「チャンミン」
「なんですか」
「あのさ、俺ってかっこいい?」
「は?」
「俺ってかっこいいかな?」
「それ俺に聞いてんですか」
「そりゃそうだろ」
「そうですか」
「で、どう?」
「そうですね、まあかっこいいんじゃないですか。あんまり太ってるとあれですけど」
「そっか。気を付けるよ」
「そうしてください。仕事に障るんで」
「じゃあさ、俺って可愛い?」
「は?」
「だからさ、俺って可愛い?」
「それ質問ですか」
「そうだよ。そうでなかったらなんなんだよ」
「そうですか」
「でさ、どう思う?」
「そうですね、可愛くはないですね」
「そう?やっぱそうだよな」
「はい。兄さんって別に可愛いって見た目してませんよね」
「そうか」
「はい」
「じゃあ、じゃあさ、…俺と、……俺と、………ああいう、ことすんのって、俺が、かっこいい、から?」
「ああいうこと?」
「…うん」
「ああいうことってなんですか」
「ああいうことはああいうことだよ。わかんだろ」
「分かりませんね。なんですか」
「…だから、……だから、あれだよ。………キス、とか、…そういう……」
「キスですか」
「そ、そうだよ」
「別にしたいわけじゃないんですよね」
「あ?」
「兄さんにキスしたいわけじゃないんですよ。俺キス自体が好きなんでしかたなく」
「…しかたなく…?」
「はい。兄さん髭濃いし煙草臭いしきついですよ。もっと気を付けてくださいよ」
「…ごめん…」
「今後に期待しときます」
「…ってそういうことじゃないんだよ。なんだよ、したくないのにするって。キスどころじゃないし、してんの。だいたい、俺がかっこいいからそういうことしてんのかって聞いてんだよ」
「何言ってんですか、違いますよ」
「え」
「客観的に見てそう言っただけで、別に兄さんのことかっこいいと思ってないですよ、俺自身は。だいたいかっこいいからやるっておかしいでしょ。俺ゲイじゃないし」
「じゃ、あ、俺となんで、すん、だよ」
「まあライブと酒のせいで一回しちゃったからですよね」
「…そう…だけど…」
「そのあともやっちゃってますけど、兄さんがかっこいいとか可愛いとかって理由でしてるわけじゃないですよ」
「………じゃあ、なんでだよ」
「なんつーんですかね、征服欲ってんですかね。彼女とやったりすんのと全然違う感覚なんですよね」
「…せいふく、よく…」
「軍服とかそういうのが好きってことじゃないですよ」
「……うん」
「でかい男を屈服させてる感がたまんないんですよね」
「…くっぷく…」
「はい。なんかやめられなくなったって言うか」
「……やめられないのか」
「そうなんですよ。困ったもんですよ。彼女作らなくて済んじゃうし」
「…俺のせいで作ってないのか」
「そうですよ。責任取ってくださいよ」
「責任?」
「はい。これからも付き合い続けるわけですけど、兄さんの努力が必須なんですよ」
「…その…付き合いって、どういう…」
「とにかく今夜また、頑張ってみてください」
「…がんばる?」
「はい。かっこつける必要も可愛子ぶる必要もありませんけど、髭を剃って、よく歯を磨いといてくださいね」



おわり



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20170620

明星によせて 34(東方神起・パラレル長編)
今回は落ち着いていこうと、ユンホは考えていた。
シフトを終えてから、煙草を二本ゆっくりと吸った。そのあと鏡を覗き込み、常備してある身支度道具で髭を剃るなどケアをした。あちこち体を拭き、制汗剤を吹きかけ、つい先日買ったトワレをすっと肌に滑らせる。何かスパイスのような香りのするそれだった。好きなのかどうか自分でもよく分からなかったが、どこか合っているような気はして、少し恥ずかしかったが買い求めた。チャンミンが嫌いなにおいでないといいと思いながらもう一度鏡面に目をやると、真面目腐った、そしてどこか不安げな自分がいた。なんだこの顔。そう思ったが時間は迫っていた。トイレを出て走らないよう努めながら、腕時計を掲げた。焦るな。そう自分に言い聞かせて職場を出、道を進んだ。

 前と同じ居酒屋で待ち合わせた。
扉を開けると、振り向いたチャンミンと目が合った。同じ席にいる。しかしスーツではない。
「遅くなってごめん」
 速足にすらならないようにしたのに、ユンホは息が荒かった。心臓の位置がいつもよりずっと上に来たように感じる。深く呼吸することを心掛けて椅子に座った。
「全然待ってませんよ。見れば分かるとおり、いったん帰ったんで」
 チャンミンは黒地に白とグレーの幾何学的な柄の入ったカットの綺麗なシャツの袖を捲くり上げ、白い、裾の短い麻のパンツを履いて、白配分の多いモノトーンボーダーのデッキシューズを踵を潰して引っ掛けていた。見た瞬間も、肩を並べ、ひどく間近で目の端で捉えても、雑誌か何かに載っている人物のように見え、ユンホはみずからを顧み、若干気後れした。スーツのときよりもずっと洗練され、姿よくチャンミンは映り、また少し切ったように見える髪が無造作に癖のあるままになっており、すっきりとした襟足とあいまって年齢より若い印象を相手に与えた。
自分がひどく垢抜けないおっさんであるかのような気分になり、ユンホは喫煙することを欲した。だがチャンミンは、はっきりとはまだ口にしていないが、きっとその習慣を好まない。ユンホはそれを非常に感じており、だからこそ吸わずとも済むように時間をかけて済ませてきたのだ。
酒を飲もうと思った。だがペースを考えてだ。
チャンミンはまだ飲み物を注文していなかった。ふたりでビールを所望した。メニューから前回食べなかった、ユンホが以前食べた際美味しいと思ったものをチョイスして頼んだ。



つづく



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20170620

最高のプレゼント(まるで夢のよう!)
人さらい

これは読者様のおひとりからいただいた画像なのです…。
な、なんと「人さらいの条件」をお気に召してくださり、それで描いてくださったディオとカイなのです!!!

こんなことをしていただけるなどと夢にも思っておりませんでしたので、感動して今、史上最高に疲れている夜なのですが、幸福に包まれております…。
ほんとうにありがとうございます!!!!

そしてこうして皆様にもその素敵な絵をご覧いただくことをお許しいただき恐縮です。嬉しいです!!

ディオのポーカーフェイスの、非常にその白目がやはり印象的で、ぐっときますね。カイの切なげな表情豊かなさまと対照的で、そこがまたいいですね。

ほんとうにありがたいです。
何か今後、コラボ的なことができたりしたらいいですね〜!
素敵〜!!

R様、今後ももしよろしければ遊びにいらしてくださいませ。お待ちしております!

感謝感激でございました!!


フェリシティ檸檬


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  • ミス・レモン
ようこそお越しくださいました。
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